希望日本賛同議員国会発言データベース
賛同議員の国会での各会議・委員会における発言がご覧いただけます。
(議員の所属政党は、委員会等での発言時のものとしています。
また、名前の前に※印がついている議員は、以前の賛同議員です。)
羽田雄一郎先生のご訃報に接し、衷心より哀悼の意を表します。
発言の詳細を表示します。
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議員名柿沢未途(維新の党)
2015/6/22
委員会名衆議院 我が国及び国際社会の平和安全法制に関する特別委員会
「続きまして、森本参考人にお伺いをしたいと思います。先ほど、自衛隊あるいは我が国の実力、キャパシティーの問題についてお伺いをしました。よく言われる比較ですけれども、専守防衛を疑いなく国是としてきた例えば冷戦時にどうであったかといえば、例えば陸上自衛隊の兵力十八万人、そして海上自衛隊は六十隻、航空自衛隊は四百三十機、こういう体制をしいていた。一三中期防、二〇一三年の中期防でどういう計画になっているかといえば、十年後の整備の計画として、陸上自衛隊が十五・九万人、海上自衛隊が五十四隻、そして航空自衛隊が三百六十機、こういう体制なわけですよね。冷戦時と比べても、今の十年後の日本の防衛力の姿というのは、単純な比較をするとそれほど変わらないというか、むしろ今の単純な比較でいえば同じところまでいっていない、そういう体制なわけです。そういう中で、例えば他国が武力攻撃を受けたときに、日本に関係があるということであったとしても、例えば自衛隊を出動させて武力の行使に、共同対処で行っていくとかいうことをやっていこうとなると、それはできることはおのずから限られてくるのではないかというふうに思うんです。そういうところで、ある種フルスペックで、あらゆる事態を想定して切れ目のないということを強調し過ぎると、ある意味では自分の能力が及ばない範囲のことをできるということにするということになっていく可能性があると思います。この自衛隊の、あるいは我が国の今の持っているキャパシティーということについて認識をお伺いできればというふうに思います。」 「もう一点御答弁をいただきたいと思いますので、小林先生にお伺いをするんですが、憲法前文に「自国のことのみに専念して他国を無視してはならない」ということが書いてあります。例えば集団安全保障等々の国際社会に対する脅威を除去するための措置ということを考えると、日本はこの憲法前文の理念もある意味では大切にしなければいけない面があるというふうにも思います。したがいまして、私は、国連決議等に基づく集団安全保障措置としての事態対処ということについては、日本は一定の役割、貢献をこれから負っていく必要はあるのではないかと思っていますが、この憲法前文に照らして、日本が求められている役割ということについて何か御認識があればお伺いをして、全て終わりたいと思います。」