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希望日本賛同議員国会発言データベース

賛同議員の国会での各会議・委員会における発言がご覧いただけます。

(議員の所属政党は、委員会等での発言時のものとしています。

また、名前の前に※印がついている議員は、以前の賛同議員です。)

羽田雄一郎先生のご訃報に接し、衷心より哀悼の意を表します。

発言の詳細を表示します。


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議員名(※)前田武志(民主党)

2015/6/30

委員会名参議院 国土交通委員会


「そこで、ちょっと環境省の方にお聞きをしたいわけでございますが、先ほどの御質問にもありましたように、COP21が十一月の三十日から始まるんですか、そこで、EU諸国あるいはアメリカにおいてもそうなんですが、住宅、建物関係の省エネというのは随分進んでおりますですよね。そういう中で、日本がやっとでこの法律をもって間に合わせたのかなというふうに思うわけでございますが、世界の先進国あるいは中国なんかもそうなんですけど、舞台に出ていくと、二〇三〇年で二六%という評価がどういうものかというのもいろいろ議論はあるんだろうと思いますけれど、一応、COP21においては二〇三〇年ぐらいの目標をこうやって述べられると思いますが、その中における住宅そして建築関係、まちづくり関係の持っている意味合い、三〇年ではまだちょっと間に合わないんだけど、いや、日本はどんどん先端の技術も持っているからシステム化して、五〇年ぐらいにはもう世界の先端のCO2削減をこの分野でもやってみせるよというぐらいの見えを切ってもらえるかどうか。その中で、先ほど来木材の話をしておりましたが、森林のCO2吸収源というのもカウントされていると思うんですけれど、この住宅・建物分野で木材をどんどん使うというそういう行為が出てこなければ、上流に当たる木材利用、森林の管理というのも、もうこのままだと山が腐ってしまうんですよね。したがって、意外とこのまちづくり分野、住宅、建物、まちづくり分野で木材をどんどん使うということが重要になってくるかと思います。この二点についてお伺いをします。」 「そこで、大臣にお聞きするんですが、申し上げたように、省エネというだけではなしに、健康であったり、地球温暖化であったり、町の再生であったり、非常に大きな背景を持つ新しい法律だと、こう期待をするんですね。中身からいうと、基準は低いし、そして二千平米以上だけだし、何だということにもなるんですけれど、関連するプレーヤーがまだそこまで、みんな同じような意識レベルまで行っていないということにおいては、空回りをするわけにもいかないのでこれはこれで致し方がないかなと思うんですが、トータルでどういうふうに大臣お考えか、お聞かせください。」 「そんなことを前提にして経産省の方にお聞きをするわけなんですが、住宅に係る建材ということにおいて、フローリングは木がいいだとか、あるいは中の造作なんかも木を使うといいよと。この頃、それこそ大和の田舎建てのように木造というのが都会ではないし、マンションになってくるともう床の間なんてないわけでございますから、しかし、それでも内装に木を使うというのは非常にいいというふうに皆さん思っておられるわけです。そんな意味で、経産省においては、建材関係で木材の利用というものについてどういうふうに取り組まれておられるのか、あるいはプロモーションしようとしておられるのか、お聞きをいたします。」 「大分時間が過ぎてしまいましたので、農林省せっかく来ていただいているので、今のを受けて、木の振興、例えば断熱ということになってくると開口部の窓というのが一番効果的だと聞いておりますが、見ておりますと、木枠サッシなんてありませんよね。この間ベルリンに行ったんですが、大きなビルのサッシが木造なんですよ。非常にいい感じのビルでありました。そんなことも含めて、林野庁としてどのように取り組んでいくおつもりですか。」


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