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希望日本賛同議員国会発言データベース

賛同議員の国会での各会議・委員会における発言がご覧いただけます。

(議員の所属政党は、委員会等での発言時のものとしています。

また、名前の前に※印がついている議員は、以前の賛同議員です。)

羽田雄一郎先生のご訃報に接し、衷心より哀悼の意を表します。

発言の詳細を表示します。


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議員名泉健太(民主党)

2015/7/3

委員会名衆議院 内閣委員会


「きょうは有村大臣にお越しいただいておりますが、所沢市で話題になりました、保育園に通うゼロ―二歳児、現在通っているんだけれども、親が次の子を育てるために育休に入ったということをもって上の子を保育所から退園させるという方針を所沢市が持ち、それに対して裁判が起こったということであります。所沢市のこのようなケース、大臣としてはあらかじめ想定をされていたか、そしてまた、このような運用をどのように評価しているかをお答えください。」 「所沢のケースはあるんですが、実は、全国幾つかの自治体では、次の子の出産が終わり育休に入った段階で、保育所に通っていた上の子が退園させられるケースというのが全国各地に見受けられるようであります。大臣は、このような運用についてはどのように御評価されていますでしょうか。」 「ここがなぜなのかという話でありまして、既に保育が必要だから保育を利用している子供がいるんです。その子供が継続利用が必要かどうかの再判断がなぜ必要なのか。これは、大臣、いかがお考えでしょうか。武川さんでもいいですよ。」 「大臣、そもそもなぜこういう留保規定というか、再度判断をするようにしているのか、ここの理由を明らかにしたいと思うんですね。そもそも、まず、大臣は、ゼロ―二歳児の親が新たに出産して育休を取得した場合、特別な配慮が必要な場合を除いて、上の子も一緒に自宅で育てるべきというふうにお考えでしょうか。」 「今、大臣にお考えをお伺いしたんですが、ケース・バイ・ケースなんですが、子ども・子育て会議の中で、恐らく、こういった9の規定になったことには理由があると思うんです。これは役所側でもいいですが、どういった論があってこういった最終的な書きぶりになったのかということを御説明いただけますでしょうか。」 「そして、せっかく見つけて、そして首都圏の厳しい環境の中で、ようやくもう一人、下の子が授かった。そして、その子を一生懸命育てようとしたときに、その子を育てることにも一生懸命にならざるを得ない親が、少し育って上の子が保育施設で頑張ってみんなと集団生活ができるようになってきたというときに、その園から、言ってみれば、親からすれば引き剥がされて、かつ、家の中で一度に、一人の子供を育てようと思って育休をとったのが、負担がある意味二重にかかってくるんじゃないか、こういうことの思いがやはりこの運用についての反発じゃないのかなというふうに思うんです。大臣、これはやはり理不尽さを感じませんか。」 「やはり、この9番、育児休業時に、既に保育を利用している子供がいるということが保育の必要性であって、「子どもがいて継続利用が必要であること」というこの記述は私は要らないと思うんです。そうすれば、まずは現在利用している子供がいるということで、それは保育所を引き続き利用できるわけでありまして、そのほかについては、やはり頑張って自治体さん、今はゼロじゃないし、本当はふやしたい、そういうモチベーションというか思いも出てくるけれども、しかし、そこに走るのではなくて、やはり総量をふやす方に走りましょうねと、まさに大臣がおっしゃったような方向にこの9番を変えていただきたいというふうに思いますが、大臣、いかがでしょうか。」


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