希望日本研究所とは、「希望あふれる日本」にするためには何をすべきかを常に考え、提言し、実行していく場所です。

希望日本賛同議員国会発言データベース

賛同議員の国会での各会議・委員会における発言がご覧いただけます。

(議員の所属政党は、委員会等での発言時のものとしています。

また、名前の前に※印がついている議員は、以前の賛同議員です。)

羽田雄一郎先生のご訃報に接し、衷心より哀悼の意を表します。

発言の詳細を表示します。


Warning: Undefined array key 12 in /home/kiboucollege/kibounippon.jp/public_html/kri/index.php on line 173

議員名(※)木下智彦(維新の党)

2015/7/29

委員会名衆議院 経済産業委員会


「次に、IT利活用とグローバル化、こういうこともこの中に書かれてあるんですけれども、いろいろ書いてあります。よくあるパターンですけれども、ITもしくはICTの利活用、こういったことで生産性を伸ばしていきましょうというようなこと、それからグローバル化についても書かれています。ただ、ここに書いてあることが、先ほどのカイゼン活動というのと私は同じだと思っているんですけれども、クラウドなどのIT利活用の促進というふうに書いてあるんです。具体的に、クラウドなどのIT利活用といったものでどんな効果があると思われているのか。私、ここに書いてあることだけではちょっと理解がしにくかったので、その辺、どういうふうなものを具体的に考えられているのかということについてお話しいただければと思います。」 「在庫が存在せず、輸送費用が高い、これが一つ。そういったところも含めて考えると、空間的に市場が限定している、グローバル競争にさらされにくい、地域的に競争が限定されている、金融サービスの一部など空間的に限定されないものもあるけれどもというようなこと。生産物は大半が非貿易財だ、なぜならば、労働生産性が高まって価格が低下しても、需要全体は地域需要に制約され、成長余地には限界がある、こういった分析が書かれています。確かにそうだろう。そんな中でもアウトバウンドをやっていかなきゃいけないとは思うんですけれども、これは実際、どういったもの、何をするつもりなのか、これについて少しお話しいただければと思います。」 「ただ、冨山和彦さんは言われています。中小企業をこれから先どういうふうにしてやっていかなければならないか。今までは産業の二重構造論で、中小企業とはすなわち大企業の下請という発想が法制に組み込まれていた、それを何とかしなきゃいけないと。生産性の高い企業に事業と雇用を集約化させ、それが安定した雇用を生むように進化させるべきだ、攻めのローカル企業政策へと転換するべきだとか、ローカル経済圏の課題は長期にわたって新陳代謝がないこと、まず、中小サービス産業における穏やかな退出、つまり代謝を促す必要がある、こういうふうに言われていて、私は根幹はここにあると思います。これは、やはり政府が書くとなかなかそうはいかないとは思うんですけれども、本当に目指すべきところはそこだと思っておりますので、最後に、そういった部分も踏まえて、大臣の御決意等々を聞かせていただければと思います。」


→議事録全体を見る(国立国会図書館 国会会議録検索システムが別タブで開きます)

戻る