希望日本賛同議員国会発言データベース
賛同議員の国会での各会議・委員会における発言がご覧いただけます。
(議員の所属政党は、委員会等での発言時のものとしています。
また、名前の前に※印がついている議員は、以前の賛同議員です。)
羽田雄一郎先生のご訃報に接し、衷心より哀悼の意を表します。
発言の詳細を表示します。
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議員名大野元裕(民主党)
2015/8/19
委員会名参議院 我が国及び国際社会の平和安全法制に関する特別委員会
「これについてもう少しお伺いしますが、この八月上旬に、この書いてあるのが邦人保護の基本計画、同じ四十八ページですけれども、これ八月上旬に基本計画、修正することになっています。マスコミのイメージで八月にこれ法案が通るんではないか、それはいいかもしれません。ただ、その前ですよ、その前に基本計画を修正すると早くからこれスケジュールで書いてしまっている。これはどうお考えになられますか。問題ではないんですか。」 「大臣、全く適当な話ですよ、それ。今おっしゃったのは、法案が成立した場合に基本計画の修正とおっしゃいましたが、この表を見てください。どう見ても法案が成立する前に基本計画の修正って書いてあります。違うじゃないですか。しかも、不断の見直しではなくて、これ現行の、十一月二十九日の計画ですよ。私、手に持っていますけれども。その一ページ目に何て書いてあるか。この自衛隊在外邦人等輸送基本計画は、自衛隊法第八十四条三の規定に基づき、基本的事項を定めと書いてあるんです。法律に基づいてこれは改定されたものが現行なんです。それを大臣の命令に基づいて法律ができる前に明らかに計画の修正、これは法律に基づく計画ですよ、その修正を言っているというのは、大臣がおっしゃる不断の見直しとは、私、到底同じものとは思えません。今の話は是非撤回していただきたいと思うし、もう一度御説明を賜りたいと思います。」 「これ、私、もう一度大臣に、プロットしたもの云々という以前の問題として、このような計画自体の立て方は、私は検討が悪いと言っていません、その計画の立て方自体はおかしいとお思いになりませんか、大臣。」 「次の待機部隊とおっしゃいますけれども、これ、済みません、全体の計画の話じゃないんですか、基本計画というのは。それぞれの待機部隊に応じて基本計画があるんですか。これが基本計画ですよね。これは今まで、平成二十五年十一月からずっと使われているものであって、部隊ごとに変わっているわけじゃないじゃないですか。そんな適当な答えしないでください。それじゃ駄目です、大臣。」 「最後に、済みません、じゃ、もう一回だけ聞きますけれども、基本計画は不断に見直すとおっしゃいましたが、ここに書いてあるということはこの法制に従ったものです。しかし、新法ができる前に基本計画の修正と書いてあることが適当であったか。そして、この平成二十五年からずっと使っているもの、大臣は部隊の交代等に合わせて不断に見直すとおっしゃいましたが、今まで見直されたことないですよね、二十五年から。これ、いまだに使っているというふうに私聞いています。それが今度新しく改定されることは、別に部隊の交代とは関係がない。大臣のお答えは到底納得ができるものではないので、いま一度お答えいただきたいと思います。」 「不適切ではない。大臣、これ基本計画の修正を命じたわけですよね。修正をされる場合には大臣にそれを報告するという話でしたよね。あるいは、九次隊が行く、その上のPKOもそうです、通達もそうですけれども、これら大臣が命令出されたわけですけれども、その上の方のまず通達から聞きますけれども、派遣準備通達については既にこれ出されたんでしょうか。」 「そこについては、新法が反映されたものになっているんでしょうか。」 「それでは、この通達についての資料の提出及び基本計画の修正、これ、なぜなされなかったというのは、ちなみに大臣はお聞きになっていらっしゃいますか。まず、委員長、済みません、通達の方の提出をお取り計らいをいただきたいと思います。」 「基本計画の修正について、なぜこれ修正がなされなかったか、大臣、報告受けていらっしゃいますか。」 「大臣、覚えていらっしゃると思います、五月、六月、防衛省設置法の議論をしたときに、何度大臣がこの言葉を使われたか覚えていらっしゃいますか。シビリアンコントロールというのは政治の統制ですと、それを受けて防衛大臣が、文民やあるいは統幕のような補佐を受けて政治家がコントロールすると言っているんですよ。全然コントロールできていないじゃないですか。大臣の責任ですよ、これ。しっかりとそこは受け止めていただきたいと思います。」