希望日本賛同議員国会発言データベース
賛同議員の国会での各会議・委員会における発言がご覧いただけます。
(議員の所属政党は、委員会等での発言時のものとしています。
また、名前の前に※印がついている議員は、以前の賛同議員です。)
羽田雄一郎先生のご訃報に接し、衷心より哀悼の意を表します。
発言の詳細を表示します。
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議員名井坂信彦(維新の党)
2015/8/26
委員会名衆議院 厚生労働委員会
「そこで甲斐中委員長にお伺いをいたしますが、本件の原因についてのページで、厚労省側の要因は三点、本当に短く書かれております。情報セキュリティー体制の脆弱性、それから機構LANシステムに対する監督体制が欠けていた、そして情報連絡のおくれ、この三点のみが厚生労働省側の要因としてまとめられているわけでありますが、本当にこれだけでいいんでしょうか、お伺いをいたします。厚生労働省側の要因についてです。」 「重ねてお伺いをいたしますが、年金局、これはやはり相当問題があると私はこれまで認識をしていたわけでありますが、委員長は、厚労省の中でも情参室のことはいろいろ書かれているが、年金局はおおむねこのままで問題がないという御認識でしょうか。」 「機構LANのシステムの管理者としてのことは書かれているわけでありますが、年金業務、年金機構全体を統括する立場の年金局に関しては言及がないわけであります。システムの管理者としての、しかも、どっちかわからない、単にお見合いしていましたよというぐらいのことではなくて、年金業務、年金機構全体を管理監督する年金局という文脈での言及がないことについてはどうお考えでしょうか。」 「昨年の春のあの職業訓練における不正入札の審議のときにも感じましたが、厚労省には何か、上司に悪い情報を報告しない、こんな組織風土があるように感じられてなりません。私は、これはもはや現場その場の判断ではなくて、何か一定のガイドラインでもつくって上司への報告というものを明確に義務づける必要がある、こういう組織の現状ではないかというふうに思いますが、大臣のお考えをお伺いいたします。」 「ですから、組織風土改革、職員の意識改革、大事です、ぜひやっていただきたいと思いますが、本日、この点だけ通告をいたしましたのは、事上司への報告に関しては、組織風土とか職員の意識というようなそんなぼやっとしたところに任せずに、明確にそろそろ厚労省はもうルールとして定める必要があるのではないでしょうか、こういう趣旨でお伺いをしておりますので、ちょっとその点に関して再答弁をお願いしたいと思います。」 「最後に一点、大臣にお伺いいたします。情報政策担当参事官室、このセキュリティー対策が、決して専門性の高くない四名で実務を担っている、しかも、サイバーセキュリティーのこういう事故、事件に対応できるのはわずか一名、しかもほかの業務とかけ持ちでやっている、こういうことが検証委員会の報告書に書かれております。まず、率直にお伺いしますが、なぜこんな人員配置だったのか、お伺いをいたします。」 「こういうことになってきますと、今後の改善はおっしゃったとおり当然ですが、しかし、事前に必要な体制を全くとれていなかったこと、これは事故が起こったから事後的に言っているわけではなくて、他省庁はやっているところもいっぱいあるのに厚労省はとれていなかったということ、そしてその結果、防げたはずのこうした事故が防げずに国民に被害をもたらしたこと、こういうことに関しては、私は、厚労省本体、また大臣の責任は免れないというふうに考えますが、最後にそのことだけお伺いをして、質問を終わりにいたします。」