希望日本賛同議員国会発言データベース
賛同議員の国会での各会議・委員会における発言がご覧いただけます。
(議員の所属政党は、委員会等での発言時のものとしています。
また、名前の前に※印がついている議員は、以前の賛同議員です。)
羽田雄一郎先生のご訃報に接し、衷心より哀悼の意を表します。
発言の詳細を表示します。
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議員名笠浩史(民主党)
2015/9/2
委員会名衆議院 文部科学委員会
「昨日、武藤事務総長が会見をされたようですけれども、やはりそこで責任の問題について、ともすれば非常に曖昧であって、誰がどうこうということも大事だけれども、なぜこういうことが起こったのかということについてのしっかりとした検証と、そしてまた組織委員会の責任というものを、やはり認めていただかなければならないというふうに思っております。まず、その点についてオリパラ担当大臣としての見解を聞かせていただきたいと思います。」 「大臣、もちろん審査委員会等々もあろうかと思います、もちろん本人が果たしてどうだったのかということは、そのことも問われる部分があろうかと思いますけれども、やはり、組織委員会の責任のもとでこういったことが決定をされていくということですから、私は、三者三様ということではなくて、組織委員会の責任が最も大きい、そういうやはり認識を持って大臣には、時にはそこを指導していく、監督をしていく責任があると思いますけれども、いかがでしょうか。」 「今回、公式スポンサーにかなり大きな影響がこれはあると思います。テレビCMを初めとする広告、あるいは機内誌であったり、いろいろとこれは、東京都、関連の自治体などでもこの新しいエンブレムでいろいろなものをつくったり、もう既に掲示をしたりというような影響が出ているようでございますけれども、このことによって例えば損害賠償の請求等々が行われたときには、これは、組織委員会としてしっかりとそれに対応していく準備というのはあるんでしょうか。」 「いや、布村さん、私が伺っているのは、これからやはりこれはもうかなりの金額になると思いますよ、この損害というのは。そこに対しては組織委員会がきちっと善処していく、それとも、それは全て佐野さんのせいなんだ、そちらに負担をさせる、そこはどのようにお考えなんでしょうか。」 「そして、これは一つぜひ検討していただきたいんですけれども、きょう私はこれをしているんですけれども、招致のときの桜をモチーフとしたこのエンブレムというのは、バッジですけれども、多くの国民の皆様方が本当に親しんでおられる。このバッジを皆さんもたくさんお配りになったでしょうし、お持ちだと思います。本当に日本的なすばらしいデザインだと思うんですよ。だから、わざわざもう一度一から慌てて選考し直すということじゃなくて、やはりこのデザインをベースにしながら、本番の二〇二〇東京オリンピック・パラリンピックへ向けてエンブレムを作成することができないか。布村さんにちょっとお伺いをしたいんですけれども、IOCと話せば、実際にはこのデザインを使うことはできるんですよね。いかがですか。」 「いや、私が聞いているのは、その選択をするかどうかは別として、招致のときのこのデザインを実際にエンブレムとして使うことは、これは可能なんですよね。それだけ答えてください、イエスかノーか。」 「逆に言うと、確かにスポンサーからすれば、大きなお金を広告費として出しているわけだから、協賛金を出しているわけだから、だから、そのためには特別に自分たちだけがそのデザインを独占したいというのはわかる。しかし、いいじゃないですか、東京らしい新しい道を開けば。もっと違った形でそういったスポンサーさんには、特典というかいろいろな形での何かメリットというか、そういったものをまた考えていけばいいじゃないですか。ですから、私は、そのことはぜひこれは組織委員会の中で検討していただきたいというふうに思っています。遠藤大臣、御見解はいかがでしょうか。」 「そして、その中に、このデザイナーの方はもう今は社会人になられていると思うんですけれども、当時たしか美大の四年生の方だったと記憶しているんですけれども、この方にももしあれだったら手を挙げてみないかと、あるいは、例えばその契約をし直して、それも候補の一つとしてそういうネット投票の中で、やはり国民の皆さんに参加していただくような形でエンブレムを決定していくというような透明なプロセスをぜひ踏んでいただきたいというふうに思いますけれども、そういったことについて、改めて大臣の御所見をいただければと思います。」