希望日本賛同議員国会発言データベース
賛同議員の国会での各会議・委員会における発言がご覧いただけます。
(議員の所属政党は、委員会等での発言時のものとしています。
また、名前の前に※印がついている議員は、以前の賛同議員です。)
羽田雄一郎先生のご訃報に接し、衷心より哀悼の意を表します。
発言の詳細を表示します。
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議員名行田邦子(日本を元気にする会)
2015/9/3
委員会名参議院 厚生労働委員会
「まず、内閣官房に伺いたいと思います。最高情報セキュリティ責任者、CISOなんですが、この役割とそれから選任基準についてお答えいただけますでしょうか。」 「そこで、大臣に伺いたいと思います。厚生労働省においては、CISOは官房長になっていますけれども、官房長をCISOに選任する理由をお答えいただけますでしょうか。」 「平成十二年にCISOが設置されてからずっと官房長が充て職という形になってきたということでありますけれども、これ、通告していませんけど、大臣は、じゃ、官房長がCISOとして適任かというふうにお考えでしょうか。」 「それでは、CISOの任命責任者は誰なんでしょうか。」 「大臣が任命責任者ではなくて、厚生労働省の中にある情報セキュリティ委員会において決めるということであるということでありますけど、この情報セキュリティ委員会のトップは誰なんでしょうか。」 「何かおかしくないですか。官房長がトップの情報セキュリティ委員会でCISOを誰にするかを決める、そして官房長がなると。じゃ、一体、このCISOが官房長であることが本当に適任なのかどうかということを誰が判断して、誰が責任を持つんでしょうか。」 「情報セキュリティ委員会というのは、これは厚生労働省の中にあって、外部の機関ではなくて、内部の行政事務などを行う部局の代表者などからメンバーが構成される全くの内部の委員会であります。ここでCISOを誰にするかを決めるということ、そしてそのCISOが適任かどうかということを誰が責任を取るのか曖昧だというのは、これは組織として私はおかしいというふうに思っております。そして、CISOの任命責任者ははっきりと大臣でないにしても、やはり今回このような事件が起きて、そしてCISOが官房長であり続けたということ、この責任というのは、私、大臣にあると思いますが、大臣、いかがでしょうか。」 「このCISOアドバイザーなんですが、内閣官房から派遣されている五人のCIO補佐官のうちの一人がこの任に当たっています。CIO補佐官は非常勤というふうに聞いていますけれども、その勤務実態をお答えいただけますでしょうか。」 「私は、このCISOアドバイザーになっている方自身がどうということではなくて、その方の能力がどうということではなくて、私は、CISOアドバイザーというのは非常に大切な役割を持っていますし、特に今回のような情報セキュリティーインシデントへの対処の支援も行わなければいけないわけでありますので、非常勤、週三日勤務という人をCISOアドバイザーに充てるというのは、これは私は問題があるというふうに思いますが、大臣、いかがでしょうか。」 「そして、CSIRTの責任者なんですけれども、これは、厚生労働省の場合は、官房長、CISOになっています。官房長がCISOとCSIRT責任者を兼務していますが、このようにした理由をお聞かせいただけますでしょうか。」 「CSIRTの構成員が課室長以上だった、実働要員がいなかったという指摘が報告書でもありましたけれども、このCSIRTの構成員を決定するのはどなたなんでしょうか。」 「CSIRTの構成要員を決めるのは情報セキュリティ委員会である、そのトップはCISO、官房長であるということは、今回様々な不備が指摘されているCSIRTの体制を整えるべき責任者は官房長、CISOだったということでしょうか。」