希望日本賛同議員国会発言データベース
賛同議員の国会での各会議・委員会における発言がご覧いただけます。
(議員の所属政党は、委員会等での発言時のものとしています。
また、名前の前に※印がついている議員は、以前の賛同議員です。)
羽田雄一郎先生のご訃報に接し、衷心より哀悼の意を表します。
発言の詳細を表示します。
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議員名行田邦子(日本を元気にする会)
2015/9/8
委員会名参議院 厚生労働委員会
「次に、キャリアアップの推進について伺いたいと思います。改正法案の三十条の二なんですけれども、私は、このキャリアアップの推進、段階的かつ体系的な教育訓練等なんですけれども、これは絵に描いた餅になりはしないかという視点で質問したいというふうに思っております。まず部長に伺いたいと思います。計画的な教育訓練の対象者についてなんですけれども、派遣元事業主が雇用する全ての派遣労働者が対象になっています。これは、例えば常用型のみとか一定期間以上の派遣労働見込みの者など、対象者をあえて制限しなかった理由についてお聞かせください。」 「それでは、部長に続けてお聞きしたいんですけれども、派遣元にとって今後の雇用の見通しが立てにくい短期の登録型派遣労働者に対して、どのように段階的かつ体系的な教育訓練を施すことができるのか、具体的にお聞かせいただけますでしょうか。」 「そして、質問を続けたいと思うんですけれども、部長にまた伺いたいと思いますけれども、教育訓練についての調査結果を見てみますと、これは平成二十四年十二月実施の労働者派遣の実態に関するアンケート調査なんですけれども、派遣元はどのような教育訓練の取組を行っているかなんですが、派遣元は派遣先に対し教育や研修を行ってもらうように働きかけているという回答が最も多いわけであります。そしてまた、派遣労働者に聞いたアンケートですと、派遣労働者にとっては能力やスキルの獲得方法として、派遣先でのOJTとの回答が四〇%ということです。この調査結果からしても、私は、やはり結局は効果のある教育訓練というのは、実際の現場での労働を通じた経験であることが非常に多いというふうに思っております。そこで伺いたいんですけれども、派遣元が行う教育訓練、どのようなものを想定しているんでしょうか。」 「この三十条の二なんですけれども、教育訓練の義務付けというのが、私は、絵に描いた餅、形骸化してしまうのではないかというふうに危惧していますが、いかがでしょうか。」