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希望日本賛同議員国会発言データベース

賛同議員の国会での各会議・委員会における発言がご覧いただけます。

(議員の所属政党は、委員会等での発言時のものとしています。

また、名前の前に※印がついている議員は、以前の賛同議員です。)

羽田雄一郎先生のご訃報に接し、衷心より哀悼の意を表します。

発言の詳細を表示します。


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議員名大野元裕(民主党)

2015/9/9

委員会名参議院 我が国及び国際社会の平和安全法制に関する特別委員会


「存立危機の関係で、先般、防衛大臣に御質問をさせていただきました。総理は、米国が第三国の攻撃を受けている、そのような中で我が国の弾道ミサイル防衛を行っているイージス艦が攻撃される場合、自衛隊としてこのイージス艦を守る必要があるとおっしゃられました。しかし、弾道ミサイル防衛能力を持たないCEC艦と呼ばれる艦船が、この資料にもございますけれども、例えば横須賀には配備されています。これについては守るんですかと聞きましたら、大臣はこれらの弾道ミサイル対処をしない船舶についてもそのとおりだとおっしゃいました。改めて確認ですが、なぜ弾道ミサイル対処を行わないCEC艦を守るのかについて教えてください。」 「なお、CEC艦で弾道ミサイル対処能力があるというのはIAMD艦というので、この多分三つとも守るということで、ちょっと確認ですが、三つとも我が方の自衛隊が守るということでよろしいでしょうか。」 「ところが、大臣、相まってという言葉を少し掘り下げていきたいんですけれども、この絵を見ていただくと、下の方にもE2Dがあります。これは空母の上にあるんですね。E2Dというのは、もちろん陸上からも発進ができますけれども、空母からも発進をすることができます。そうすると、大臣、相まってということは、空母も、E2D艦載機の空母についてもこれは相まって行動をしているということでよろしいんでしょうか。」 「ということは、済みません、我々がミサイル防衛に入っているかどうかというのを判断をするんでしょうか、教えてください。」 「大臣よく御存じのとおり、空母というのは、一般論からいって、相手から攻撃されたときの火力、空母そのものの火力というものは限定的であるので、例えば空母に艦載している、アメリカであればFA18のような戦闘機とか、こういったものが空母を守るための支援、もちろんそれだけではありませんけど、をいたします。だとすると、これ、FA18のような空母艦載機も我々自衛隊は守ることになるんでしょうか。」 「済みません、私が聞いているのは、日米共同で我が国の防衛に対処する、これはこれまでもずっとやってきたことでございます。今回の法案については、米側が攻撃を受けていて、そして存立危機事態と認定をされるような場合に、米側の、最初でいえばBMD艦ですね、イージス艦が攻撃された場合にはという話でございました。それを私は、そこの、一体となって相まって行動しているというふうに大臣がおっしゃったので、FA18も我々は同様に守るのかということを聞いているわけでございます。」 「済みません、個別の状況は、大臣、前回の私の質問のときに、CEC艦はやると言って延々としゃべられたんです。個別の状況をおっしゃっているんです。しかも、政府が今出している例というのは、ホルムズとこのイージス艦と、前回日本人は必ずしも乗っている必要がないと大臣が答弁された、その三例しかないんですよ。だからこのイージス艦について聞いているわけで、具体的例で出してこられたんですからね。しかも、大臣、CEC艦は答えているんです。今日、IAMD艦を答えました。空母も答えました。FA18は守るんですか、守らないんですか。」 「そして、大臣、改めて申し上げますが、様々な要件がありますから云々と先ほどおっしゃいましたが、前回の答弁では、そのような前提は抜きに、それぞれの艦艇の機能が相まって対処しているわけでございますので、単にBMD機能が付いている艦艇のみならずCEC艦も守れると思いますと言っているんですから、CEC艦言っているんだから、F18はなぜ言えないんですか。」 「私、あと十分ぐらい、もう十分弱しか質問時間がないのでまとめてお伺いしますが、同じ理屈でいうと、例えば米軍のイージス艦隊の部隊の司令艦、ブルーリッジというのが、この紙でいうと右下になります。あるいは、E2Dの継戦能力を維持するためのKC130、これは空中給油機です。さらには、T―AOEと書いてありますが、これらのイージス艦がずっとやはり活動するためには補給艦、船も要ります。これらは全て同様というふうに考えてよろしいでしょうか。」 「大臣、もう一度お伺いします。同じ理屈で、先ほどの補給艦あるいは空中給油機、さらには司令艦も入るんですね。攻撃の対象になった場合には守るんですね。それで、是非イエスかノーかでお答えください、今のお答えは分かりましたので、よく。」


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