希望日本賛同議員国会発言データベース
賛同議員の国会での各会議・委員会における発言がご覧いただけます。
(議員の所属政党は、委員会等での発言時のものとしています。
また、名前の前に※印がついている議員は、以前の賛同議員です。)
羽田雄一郎先生のご訃報に接し、衷心より哀悼の意を表します。
発言の詳細を表示します。
Warning: Undefined array key 12 in /home/kiboucollege/kibounippon.jp/public_html/kri/index.php on line 173
議員名田畑裕明(自由民主党)
2015/9/11
委員会名衆議院 厚生労働委員会
「この遺骨の返還事業でありますが、昭和二十七年度から実施されているとお伺いをしているわけでありますが、まず、これまでの海外戦没者の主な地域別の遺骨収集の経緯、そして直近の過去五年間の遺骨収集の予算額の推移をお伺いさせていただきたいと思います。」 「近年は、平成十五年度からはDNA鑑定というものも導入をされまして、飛躍的にそうしたマッチングといいますか、遺骨を御遺族の方々にお返しできる、そうした土壌も整ってきているのではなかろうかと思いますが、こうしたDNA鑑定、非常に科学技術の進展に伴って、高度化であったりですとか精度の向上ということについてもしっかり御支援をしていくべきでなかろうかと思います。また、昨今は、このDNA情報のデータベース化といったようなことも御検討されているやにお伺いをするわけでありますが、そのあたりにつきまして、ちょっと御見解をお聞きしたいと思います。」 「今お話ありましたが、埋葬地の情報収集、これも同時並行でこれまでも行ってきたともお聞きをしているわけであります。遺骨収集を行う国々とのいろいろ覚書であったりですとか外交的な文書のやりとり等も当然必要になってくるのではなかろうかなと思っておりますが、昨今の状況をお聞かせいただきたいと思います。」 「この実施方針と実施計画ですね、定められているわけでありますが、直近の二十六年度の成果、実績、並びに今年度、今実際行っていらっしゃるわけでありますが、進捗状況をまずお聞きをさせていただきたいと思います。さまざま厳しい条件での遺骨収集でありますから、課題等もあろうかと思います。実際、我々も医務科のごうにも入ったわけでありますが、大変な高熱であり、そうした中での遺骨収集業務も困難をきわめるということも容易に推察されるわけでございますが、しっかり解決に向けた方策についてどう考えているのか、お聞きをさせていただきたいと思います。」 「そこで、政務官にお聞きをさせていただきたいと思いますが、今回、この遺骨収集の推進をしっかりなし遂げるための立法、我が党においては水落先生を中心にこれまで議論をさせていただき、条文として御提出をさせていただく運びになっているわけであります。これまでの遺骨収集事業というのは、閣議了解という名のもとに行われてきた歴史があるわけでありますが、今回、この立法によりまして、政府の責務として、しっかり閣議決定を行って推進するということが一つ明確にうたわれているわけでありますし、十年間の集中の収容期間を設けるということ、また、当然財政上の措置を行うということ、基本計画策定には防衛省や外務省としっかり連携をしながら協議の場を設けること、遺骨収集活動に資する指定法人を定めるといったようなことが大きく特徴としてうたわれているわけでございます。ぜひこの立法、成立の後、政府として推進体制をしっかり構築していただきたいと思うわけでありますが、政務の側から、遺骨収集を進めていく体制、立法措置につきましての御見解をお聞きをさせていただきたいと思います。」 「改めて大臣の方に、特に十年間の集中期間を定めるということがこの立法にも込められているわけでありますが、大臣のそうした形に対する決意をお聞かせいただきたいと思います。」