希望日本賛同議員国会発言データベース
賛同議員の国会での各会議・委員会における発言がご覧いただけます。
(議員の所属政党は、委員会等での発言時のものとしています。
また、名前の前に※印がついている議員は、以前の賛同議員です。)
羽田雄一郎先生のご訃報に接し、衷心より哀悼の意を表します。
発言の詳細を表示します。
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議員名和田政宗(次世代の党)
2015/12/3
委員会名参議院 国土交通委員会
「このくい打ちの問題ですけれども、私がこの委員会で何度も取り上げております防潮堤にも実は絡んでくる問題でありまして、岩手県宮古市鍬ケ崎地区の防潮堤では、基礎となる鋼管のくいが支持層に届かずに、八十本中五十二本を打ち直して工事が遅れました。国交省の説明では、支持層に届かなかったので設計変更して工事が遅れたということですけれども、同様の工法で建設されたほかの防潮堤において、基礎のくいは全て支持層に届いているというふうに国は言えるんでしょうか、どうでしょうか。」 「ただ、これを復興庁がそもそもぶち壊しているんじゃないかという疑念についてお聞きをしたいというふうに思うんですが、ある復興政務官の経験者が後援会の機関紙の中でこう述べています。復興政務官の当時に、被災地に建設中の防潮堤の視察を企画し、復興庁の担当部局に行程を組むよう打診したところ、復興庁の担当者から行かないでほしいといって日程を組むことを当初拒否されたというふうに述べておりますが、これは事実でしょうか。」 「そうしますと、政治家たる復興政務官経験者が、国会議員たるその方が機関紙に書いていることがそうするとうそだということになるわけですけれども、このようなことも書いてあるんですね。その巨大防潮堤の視察を当初復興庁に拒否されながらも、絶対に行くと復興庁に伝えたところ、復興庁より、行っていただいて結構ですが、強大なものではなく、ごく普通の防潮堤を見ていただきますと返答があったと言っておりますが、このような趣旨の返答をしたことは事実でしょうか。」 「では、更に聞きますけれども、この復興政務官経験者は、復興政務官当時のこととしてその後援会の機関紙の中に書いているものなんですけれども、招待を受けた防潮堤の勉強会へ参加をしようとしていたところ、復興庁の担当者が、その勉強会を主催している人たちは反対派の人たち、行かないでほしいと述べたと言っているんですけれども、そのような趣旨の返答をしたことは事実でしょうか。」 「これ、政治家として復興政務官が実際に反対意見聞いてみたいとか防潮堤の勉強会に参加をしてみたいというようなことを言っているのをいわゆるお役所の官僚の人たちがこれを拒否するというようなことというのは、私はこれはあり得ない、あってはならないというふうに思うんですが、その辺り、長島副大臣、どのように考えますか。」 「そういったことを考えた場合に、今、宮城復興局の担当であるわけでありますけれども、現場の今できている防潮堤というものは、住民が仮に合意したところであっても、こんな巨大なものができるとは思わなかったというような状況になっています。百年に一度の津波を防ぐというようなことの趣旨であるかとは思うんですけれども、長島副大臣も平成二十四年の三月九日のダイヤモンド・オンラインのインタビューで、防潮堤よりも逃げることが大事だ、逃げられる道路の整備や訓練、逃げられる体制をつくることが重要だというふうに述べております。宮城復興局担当の副大臣として、今の被災地の防潮堤の在り方、これについてはどのような所感を持っているでしょうか。」 「国交大臣は、先月の末に被災地において気仙沼から商工岸壁の防潮堤なども御覧になっているというふうに思うんですけれども、建設中の防潮堤などを視察されたと聞いております。率直に感想をお聞きしたいのと、この巨大防潮堤計画について国交大臣としてどのような見解を持っているか、答弁をお願いしたいというふうに思います。」