希望日本賛同議員国会発言データベース
賛同議員の国会での各会議・委員会における発言がご覧いただけます。
(議員の所属政党は、委員会等での発言時のものとしています。
また、名前の前に※印がついている議員は、以前の賛同議員です。)
羽田雄一郎先生のご訃報に接し、衷心より哀悼の意を表します。
発言の詳細を表示します。
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議員名(※)山田太郎(日本を元気にする会)
2015/12/9
委員会名参議院 農林水産委員会
「まず、そういった意味で、二点あるんですけれども、私は正直、この展望はかなりもう絵に描いた餅なのではないか。農水省さんも認めているところでありますが、こうであれば毎年二万人ずつの新規就農者が入らなければならないのに、一万人が精いっぱいなんですと、こういうこと。私は、そうであれば、一万人しか仮に増えなかったとしても、農業を守らなければ現実的な解はない、余りボトムばかりの話をしてもしようがないのかもありませんが、攻めばかりだけではなくて、農水省さんが誠実に議論されるんであれば、守りのボトムの部分の議論ももうそろそろやらないと、本当にいわゆる維持できないんじゃないか、TPP以前に内部崩壊をしてしまうと、こういうふうにずっと危惧しているわけであります。そういう意味で、大臣、これ農水省さんが出した資料であります。これを見て、本当に担い手、このままで大丈夫なんだろうかと。この基本計画は基本計画でいいんですが、私は、現実的なものに、TPPも大綱として出たので、作り直すべきではないか。それは、五年間のTPPを加味した政策をこれから本来やらなきゃいけないからでありまして、そういった意味で、もし作り直すのであれば、この辺りの展望をしっかり現実的なものに見直すべきなんじゃないかということが質問として一点挙げさせていただきたいと思います。大臣、いかがでしょうか。」 「これを無理すると、担い手もいないにもかかわらず土地にお金が使われると、中山間地が無理に維持されると、こういうことにもなってしまうというふうに思っておりますので、私はもうちょっと現実的な数字を是非やりたいというふうに思っておるんですけれども、その辺り、大臣は本当に一人十ヘクタール、日本の今平均は、平成二十六年で全国は二・五ヘクタールが平均であります。販売農家であっても二・一ヘクタール。これがもう現実なんですよね。これ、しかも一経営体当たりでありますから、何人で耕しているか分かりませんということであります。農水省も、さんざんこのことをやったんですけれども、具体的な細かいデータはこれ以上持ち合わせていないということでありまして、是非その辺り、私は、もう新大臣になられたので、過去は断ち切って現実的な線に、森山大臣、農政は大変お詳しい、ずばっとここで、まあTPPも含めて見直すというふうに言っていただけると誠実だなというふうに私は思うんですけれども、いかがでしょうか。」