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希望日本賛同議員国会発言データベース

賛同議員の国会での各会議・委員会における発言がご覧いただけます。

(議員の所属政党は、委員会等での発言時のものとしています。

また、名前の前に※印がついている議員は、以前の賛同議員です。)

羽田雄一郎先生のご訃報に接し、衷心より哀悼の意を表します。

発言の詳細を表示します。


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議員名玉木雄一郎(民主党)

2015/12/10

委員会名衆議院 農林水産委員会


「では、次に行きますが、影響試算についてであります。これも、予算委員会等で私も質問しましたけれども、改めてお伺いしますが、年内に出すといった経済の影響試算、これはいつ出していただけますか。」 「農林水産省に聞きます。自給率への影響試算もあわせて出される予定だと思いますが、かつてそれぞれ出していますから。自給率への影響については、現時点でどのように判断をされていますか。また、その試算についてはいつ出されますか。お答えください。」 「では、あわせて年内に自給率への影響も出されるということでよろしいですね。」 「では、内閣官房からは出すのに、自給率については同時に出さない可能性があるということですか。」 「なぜ出せないんですか。一緒に出すべきではないですか。要求します。これは出してください。」 「一つ例を挙げますと、加工用トマトですけれども、二年前の政府統一試算は、「トマト加工品は品質格差がなく、すべて置き換わる。」とされていました。今回、合意後に出された農水省の影響分析、これは定性的なものですけれども、これはどう書いているかというと、一番目に、加工用トマトはそのほとんどがストレートジュースです、「ストレートジュースは高品質で輸入品の濃縮還元ジュースと差別化が図られている」、よってもって「TPP合意による影響は限定的と見込まれる。」ということになっていて、二年前は、品質格差がなくて全て置きかわるとなっているんですが、二年後には、差別化が図られているといって正反対になっているんですが、これは同じ前提で計算された方がいいんじゃないですか。いかがですか。」 「もう一つ、何度もこの委員会でも議論しましたが、農業・農村所得倍増計画、私はそもそも問題があると思っておりますし、余り過度な期待を抱かせるようなものはやめて、現実的な目標をきちんと掲げるべきだと思いますけれども、今回のTPPによって、この農業・農村所得の倍増計画への影響はどういうふうに考えているのか、見直す必要はないのか。森山大臣はかつて、基本計画については少し見直す必要があるのではないのかというようなことも発言されたと思うんですが、所得の倍増方針についてはやはり見直さなきゃいけないと思うんですけれども、その際、余り無理な目標を掲げるのはこれを機に取り下げてやったらどうかと思うんですけれども、いかがですか。」 「最後に、ちょっとお伺いしますが、これは関税収入が減りますよね、マークアップも含めて減ると思うんですが。農業分野にあえて限定して聞きますけれども、農産物に関する、今回、時間はいろいろあると思いますが、最終的に、撤廃、半減、いろいろありますが、マークアップも含めた広い意味での関税収入ですね。つまり、農産物の対策にも回っていた関税収入ですけれども、全体の関税収入は、私の記憶が確かならば、たしか一兆強だったと思いますけれども、農林分野の財源として、これから議論になると思いますが、どれぐらい減ることを試算しておられますか。」 「今、農林水産関係の現在の関税収入というのはどれぐらいですか、わかりますか。わからなければいいです。」


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