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希望日本賛同議員国会発言データベース

賛同議員の国会での各会議・委員会における発言がご覧いただけます。

(議員の所属政党は、委員会等での発言時のものとしています。

また、名前の前に※印がついている議員は、以前の賛同議員です。)

羽田雄一郎先生のご訃報に接し、衷心より哀悼の意を表します。

発言の詳細を表示します。


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議員名和田政宗(次世代の党)

2015/12/11

委員会名参議院 東日本大震災復興及び原子力問題特別委員会


「一部抜粋して、表をお手元に資料としてお配りをしておりますけれども、この論文、土木学会で発表されたものでございまして、この方も、中間的な方が総合的に分析をして、このような論文を発表されたという形でございます。この研究者の方は、過去の津波の高さと発生頻度を総合的に分析する手法を用いれば、現在の防潮堤の高さ、これは科学的にも過大となる地域があり、すなわち高さを下げられるのではないかというような提起になっております。この指摘について、国はどのように考えますでしょうか。」 「そもそも、数十年から百数十年に一度の津波が、沿岸でどのような動きをするのか、どのような高さになるかなどの細かいシミュレーションをこれほとんど行わないまま、主に明治三陸津波や昭和三陸津波、チリ地震津波における最大の津波痕跡高から一律に防潮堤の高さを決めていきましたので、これはやはり過大になるわけですよね。なぜ、そういったシミュレーションを細かく行わないんでしょうか。防潮堤の高さを下げられるところが出てくるはずですけれども、国はどのように考えますでしょうか。」 「復興大臣にちょっとお聞きをしたいというふうに思うんですけれども、私はその防潮堤自体は否定しているものではありません。ただ、一律にコンクリートで造る、さらには過大になっているものがある、細かいシミュレーションを掛け合わせていけば下げられるところがある。実際に、住民が一致結束して反対したところで、宮城県が代替案を示して実際に下がった地域もありますけれども、ほとんどはそうなってはいないというところでございます。現在も、約十か所ほどになると思いますけれども、過大な高さであるので下げてほしいというふうに言って県と交渉している地域というのがまだございます。この防潮堤の在り方、住民合意の在り方を含めて、復興大臣、どのように考えるか、お答えいただければと思います。」


→議事録全体を見る(国立国会図書館 国会会議録検索システムが別タブで開きます)

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