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希望日本賛同議員国会発言データベース

賛同議員の国会での各会議・委員会における発言がご覧いただけます。

(議員の所属政党は、委員会等での発言時のものとしています。

また、名前の前に※印がついている議員は、以前の賛同議員です。)

羽田雄一郎先生のご訃報に接し、衷心より哀悼の意を表します。

発言の詳細を表示します。


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議員名石田まさひろ(自由民主党)

2016/2/18

委員会名参議院 財政金融委員会


「つまり、言いたいことは、この超過準備の話なんですけれども、どんどん今増やしているという方向と、マイナス金利導入によって増えが止まるんじゃないかとか、そういう懸念とか、一瞬矛盾した感じがするわけなんですけれども、こういった分かりにくさがどうしてもこの政策には起きてしまうと思います。そこで、ちょっとまず最初に、今回のマイナス金利のこの政策について、もうちょっと市場が、国民が分かるように説明をしていただきたいと思います。よろしくお願いします。」 「今後、このマネタリーベースは増やしていくんだと思いますけれども、このゼロ金利の部分に関しては、増えていくというよりも、ある程度増えたらば、ゼロ、緑色のマクロ加算残高の方を増やしていくことによって適用部分が過度に増えていかないような設計になっているんですけれども、これは一つの配慮だと思いますが、これは、マイナス金利が導入して銀行の収益が悪化してしまうとか、それによって金融システム全体が不安定になるということを避けるためだと思うんですけれども、逆に、マイナス金利適用部分がこれは将来増えていかないんではないかということによって、逆に、流動性を上げることに対して銀行が消極的になるといったことも懸念されてはいます。この辺、まず、なぜマイナス金利適用部分の増加を制限していくような政策を取っているのか、市場に分かるように丁寧に説明していただきたいと思います。」 「確かに、金利が下がることによって、例えば年金生活者ですとか、今多分十万円預けても年一円とか、そのぐらいで、事実上ないに等しいですから、もうむしろ消費をすることを避けていくような、大事な個人消費が滞るというような傾向も出るんじゃないかと思います。確かに、景気、特に個人消費が大事ですけど、これを伸ばしていくためには未来に対して何となく漠然とした不安を解消していくことが大事であって、それは金融政策だけの問題ではなくて、例えば賃上げですとか、そういった政策をしっかりと取っていかなければならないと思いますが、金融政策を所管なさっている総裁の立場からではあるんですけれども、政府とか民間企業とか国民に対して是非期待すること等があれば、所見を伺いたいと思います。」


→議事録全体を見る(国立国会図書館 国会会議録検索システムが別タブで開きます)

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