希望日本賛同議員国会発言データベース
賛同議員の国会での各会議・委員会における発言がご覧いただけます。
(議員の所属政党は、委員会等での発言時のものとしています。
また、名前の前に※印がついている議員は、以前の賛同議員です。)
羽田雄一郎先生のご訃報に接し、衷心より哀悼の意を表します。
発言の詳細を表示します。
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議員名武村展英(自由民主党)
2016/2/25
委員会名衆議院 予算委員会第五分科会
「まず、慢性疼痛対策についてお尋ねをいたします。ある調査によりますと、三カ月以上続く痛み、いわゆる慢性痛につきまして、我が国では人口の二二%の方々が苦しんでいるという調査がございます。また、疾患がどれだけ社会経済に影響を及ぼしたかという調査によりますと、慢性痛が四三%と圧倒的に高く、慢性痛で仕事を休んだ場合の経済損失は一兆八千億円になるとの試算がございます。このように、慢性痛は重大な国民的問題であると考えますが、この点につきまして厚生労働省にお伺いをいたします。」 「こうした慢性の痛みにつきましては、体だけではなくて、精神面、社会的側面が複雑に関与しているというふうに言われています。このため、診療科の枠を超えて、心理療法、運動療法を含めた総合的なアプローチが必要であるというふうに考えますが、厚生労働省の御認識をお伺いいたします。」 「我が国ではまだ研究段階ということで、国民的課題であるにもかかわりませず、国際的に見ると極めておくれている現状です。欧米を中心に海外では、学際的痛みセンターというものがございまして、整形外科医、神経内科医、臨床心理士、理学療法士、さらには看護師が連携をして慢性疼痛に対して治療に取り組んで、患者さんのQOLの向上、そして健康寿命の延伸を図ることが世界標準となっているところです。この点、我が国の現状と今後の取り組みのあり方につきまして、厚生労働省の御認識をお伺いいたします。」