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希望日本賛同議員国会発言データベース

賛同議員の国会での各会議・委員会における発言がご覧いただけます。

(議員の所属政党は、委員会等での発言時のものとしています。

また、名前の前に※印がついている議員は、以前の賛同議員です。)

羽田雄一郎先生のご訃報に接し、衷心より哀悼の意を表します。

発言の詳細を表示します。


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議員名柿沢未途(維新の党)

2016/1/8

委員会名衆議院 予算委員会


「安倍総理、現実に、このアベノミクスによって大企業と富裕層に恩恵が集中をして、結果的にピラミッドの上の方ばかりがよくなって、裾野の方は置き去り、こういう状況になっているんじゃないですか。安倍総理の認識をまずお伺いしたいと思います。」 「先ほど申し上げました、景気回復の実感はない、こういうふうに答えている皆さんが、調査すれば八割に上っている、こういう現実があるわけです。しからば、それはなぜかということを安倍総理にお尋ねしております。」 「法人税を引き下げる、こういう話になっているわけですけれども、法人税を下げても、その恩恵を受けるのはやはり大企業です。中小零細企業はそもそも法人税を負担されていないところが多いわけです。だから、幾ら法人税の税率を引き下げたって、中小零細企業のまさに人件費をむしろ切らざるを得ない。つまり、正規から非正規に回していくとか、そういうやり方で切り詰めている状況は変えられないというふうに思います。これは、私は、自民党の先生方も今聞いていただいていますけれども、やはり皆さんの選挙区の地域を回って耳にするような実感に近い感覚なんじゃないかと思うんです。安倍総理、安倍総理はこれについてどういう御感想をお持ちでしょうか。」 「こういうふうな現状にあるというのは、私たちが今、町を歩いて地域の皆さんと話し合って感じる実感に非常に近いと思いますけれども、大企業と中小企業の景況感の格差、こういうものが広がっているという認識はおありにならないんでしょうか。」 「こういう形で、富裕層は一・七倍、一億円以上の資産を持つ方が一・七倍にふえる。一方で、世帯年収は下がり続けてきた。そして、国民、庶民の生活実感は苦しいというのが過去最高になっている。これは、やはり恩恵が一部に集中して、トリクルダウンが起きてない、こういうことなんじゃないですか、安倍総理。安倍総理、お願いします。」 「親の収入格差が子供の教育格差になって、そして、格差の固定化や、いわば貧困の連鎖のような悪循環が起きている、これは目の前の現象だと思います。これは安倍総理のせいかどうかわかりません。しかし、アベノミクスが行われてきたこの三年間で全て進行して、拡大している現象なんですよ。安倍総理、どう思いますか。」


→議事録全体を見る(国立国会図書館 国会会議録検索システムが別タブで開きます)

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