希望日本賛同議員国会発言データベース
賛同議員の国会での各会議・委員会における発言がご覧いただけます。
(議員の所属政党は、委員会等での発言時のものとしています。
また、名前の前に※印がついている議員は、以前の賛同議員です。)
羽田雄一郎先生のご訃報に接し、衷心より哀悼の意を表します。
発言の詳細を表示します。
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議員名和田政宗(日本のこころを大切にする党)
2016/3/7
委員会名参議院 予算委員会
「こちらの資料を御覧ください。これ、気仙沼の片浜という地区ですけれども、道路だけを守る巨大防潮堤が整備されている区間があります。高さ七・二メートルの防潮堤、これを潮干狩りができたいそを埋めて海側にせり出して造っておりまして、この防潮堤が守る細い道路のすぐ背後には十メートルを超える崖があって、住居も高台にあります。しかも、この道路が、地域にこの道路しかないのであればまだしもなんですけれども、これ地図見ますと、しっかり迂回路がございます。沿岸の道路はこれ使わなくても済む状態になっています。なぜこれまでの政府答弁に反して道路のみを守る巨大防潮堤が造られているのでしょうか。国交大臣、お願いします。」 「経済性ということを申されましたけれども、これは当然、背後に崖があるわけで、全く造らないで、例えばこの防潮堤を造るにしても崖にはわせるですとか、そういった比較検討があるというわけですけれども、これが一番安かったということなんでしょうか、その辺りいかがでしょうか。」 「これは、お手元の資料、新聞のインタビューに答えたものですけれども、土木学会などでも河田教授は同様の発言をしております。この発言は非常に重要でして、国交省などが防潮堤計画の基にした中央防災会議の専門調査会の座長が、専門調査会で取りまとめたことと違うものが被災地にできていると述べているわけです。こんな巨大なものを整備しろとは言っていないというふうに明確に述べているわけですね。これは、法律に基づいて設置されている中央防災会議の専門調査会の取りまとめと違うものを国や自治体が造ってしまったということで、防潮堤計画の根幹を揺るがすものと考えますけれども、国交大臣、いかがでしょうか。」