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希望日本賛同議員国会発言データベース

賛同議員の国会での各会議・委員会における発言がご覧いただけます。

(議員の所属政党は、委員会等での発言時のものとしています。

また、名前の前に※印がついている議員は、以前の賛同議員です。)

羽田雄一郎先生のご訃報に接し、衷心より哀悼の意を表します。

発言の詳細を表示します。


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議員名大野元裕(民主党)

2016/3/17

委員会名参議院 外交防衛委員会


「法制局長官、昨年の話ですが、公明党の山口議員の質問に対して、存立危機事態に該当するにもかかわらず武力攻撃事態等に該当しないということはまずないのではないかと考えられると思いますと御答弁されておられます。この答弁では、武力攻撃事態ではなくてわざわざ等を付した武力攻撃事態等というふうにお話しされていますが、武力攻撃事態等というのは、もう法制局長官に申し上げるまでもありませんが、武力攻撃事態と予測事態の両方だというのが定義だと思っていますが、これ、予測事態と存立危機事態が並立する、武力攻撃事態と存立危機事態は分かります、武力攻撃事態ではなくて、予測事態と存立危機事態が重なる若しくは併存するような事態というのはどういう事態なのかを教えていただきたいと思います。」 「皆様のお手元に、そのほぼ重なる事態というものが書いて、分かりにくいので、正直、これを配付させていただいておりますが、そういう事態をほぼ重なるというところまで言い切っておられるわけですけれども、そうすると、これを受けて防衛大臣にお伺いしますけれども、予測事態の場合と存立危機事態というのは発令する命令って全く異なりますよね。特に、存立危機事態の場合には防衛出動、これ、一線を越えるというか、本当に我々の最後の手段に武力で打って出るという事態になります。大臣、重なる事態の場合ですけれども、両方が併存するような場合、どんな命令をお出しになるんですか。」 「そうすると、先ほどの法制局長官、我々のすぐそばの地域で存立危機事態が起こっている、ここには防衛出動で対処していると。そして、この途中の、例えば国境で区切ったとしましょう。国境の内側は待機命令なり警戒措置なり、あるいは防御施設の構築が行われている。これ、同じ例えば船なり同じ車なり人が、その地点を越えると向こうでは防衛出動で、その地点をこっちがとどまるとこれは待機命令の下になるということになるんですか。それとも、何か赤か白の帽子でもかぶって、私は待機命令の人です、私は防衛出動の人ですと、こうやって分けるんですか、それを教えてください。」 「場所で区切るんですか、それともそこに関与する人員なりで区切るんですか。」 「これ、発令される自衛隊に大きに関わる問題です。場所で区切るんですか、それともそこに従事する、作戦に従事する例えば参加している人で区切るんですか、教えてください。」 「場所で区切るんですか、作戦の人で区切るんですか、教えてください。」 「そうすると、ここまでは待機命令が出される地域でというわけではなくて、これどうなるんでしょう、併存する場合に。海はつながっていますよね。陸もつながっていますよね。これ、計画の中に恐らく地域やあるいは命令の具体的な手続等も全部書き込むことになっているはずですけれども、それはどのように計画を作って、大臣、命令出すんですか。」 「それは違うんじゃないんですかね、大臣。先ほど私長官にもお伺いしましたけれども、存立危機事態に該当するにもかかわらず武力攻撃事態等に該当しないというのはまずないんだとおっしゃっている。でも、まずないけど例外としてはホルムズみたいなものがという話をされました。僕、そのまずない、まずないホルムズ海峡の方なんか聞いていません。まずないじゃないということは九九%ぐらいかもしれません、九〇%ぐらいかもしれません。たくさんの例があるんですから、そのたくさんの例の中で、個別具体的にではなくて、一例でいいですから示してください。どうやって切り分けるんですか。」


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