希望日本賛同議員国会発言データベース
賛同議員の国会での各会議・委員会における発言がご覧いただけます。
(議員の所属政党は、委員会等での発言時のものとしています。
また、名前の前に※印がついている議員は、以前の賛同議員です。)
羽田雄一郎先生のご訃報に接し、衷心より哀悼の意を表します。
発言の詳細を表示します。
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議員名大野元裕(民主党)
2016/3/17
委員会名参議院 外交防衛委員会
「その上で少し細かい話聞きますが、拠出されると言われている資金ですけれども、これは大臣の御発言だと全ての慰安婦の方々の名誉と尊厳の回復、心の傷の癒やしの事業のために使われ、両国が協力すると、こういった趣旨になっていると思っています。この協力の範囲についてお伺いしたいんですが、まず、具体的な事業あるいは拠出先、これを決定する際に、我が方に発言権というものは確保されている、若しくは影響を及ぼすための方途というものは担保をされているんでしょうか、教えてください。」 「合意されているのは目的であります。協力して実施をする、だからこそ具体的なところを聞いているわけですけれども、具体的な事業、拠出先、これについて我が方が発言権を確保しているんでしょうか。」 「具体的な対応を決めていくのは誰ですか。今、具体的な対応を決めていくとおっしゃいましたけれども、誰が決めるんですか。」 「そうすると、大臣、通常のODAとか、あるいは、我が国はこれまでも、所得水準が相対的に高い国に対してもこれまでバイの無償協力あるいは国際機関への拠出等も行っていますが、これらの場合には、通常、拠出が行われて実施をされる、こういう段階の中で、相手国からの報告や事業のモニター及び事業の評価、こういったものをするわけでありますけれども、今回の合意に基づく基金の事業については、報告、事業のモニター及び評価の全てがなされるような担保が取り付けてあるんでしょうか。」 「大臣、お考えになっていらっしゃるのは分かるんですけれども、ということは、先ほどの質問と併せて、これらが確保されている、合意されているということではないということですね。」 「そうすると、一点だけ具体的な話聞きますけれども、事業が両国政府間で合意された内容の範囲というふうにおっしゃいました。だとすると、例えばアジア女性基金が行った償い金事業、つまりキャッシュを渡すようなものについては、こういったものに充当される可能性は否定されるということでよろしいんでしょうか。」