希望日本研究所とは、「希望あふれる日本」にするためには何をすべきかを常に考え、提言し、実行していく場所です。

希望日本賛同議員国会発言データベース

賛同議員の国会での各会議・委員会における発言がご覧いただけます。

(議員の所属政党は、委員会等での発言時のものとしています。

また、名前の前に※印がついている議員は、以前の賛同議員です。)

羽田雄一郎先生のご訃報に接し、衷心より哀悼の意を表します。

発言の詳細を表示します。


Warning: Undefined array key 12 in /home/kiboucollege/kibounippon.jp/public_html/kri/index.php on line 173

議員名石田まさひろ(自由民主党)

2016/3/22

委員会名参議院 沖縄及び北方問題に関する特別委員会


「まず、一点目なんですけれども、石垣の電線類の地中化についてお伺いしたいと思いますが、去年の八月なんですけれども、随分台風が石垣島を襲いました。特に台風十五号ですか、非常に強い台風で、観測史上最大ということらしいんですけれども、最大瞬間風速が七十一メートルというすごい風も吹きまして、その結果ですけれども、多くの農作物だとか建物に被害が及んでいます。特に電線類は、強い風ですから、電柱が倒れたりですとか建物が破壊されて、その破壊物によって電線が切れたりとか随分甚大な被害がありまして、避難所も含む二万世帯で停電があったというふうに聞いております。実は、過去にも台風のたびにこういったことが起きていまして、今電線類の地中化を進めているんですけれども、なかなか大規模な事業になりますので進んでいません。さらに、最近は観光も随分盛んになってきまして、どうしても景観が非常に重要なんですけれども、電線類というのはせっかくのリゾートの中でその景観を良くない状況にしてしまうこともありますので、こういった点も含めまして、今政府としては電線の地中化に関連しましてどのように考えているか、また工夫がないか、お聞かせいただきたいと思います。」 「続きまして、竹富の話なんですけれども、あの地域は竹富島だけじゃなくて西表ですとか黒島ですとか小浜島ですとかたくさんの島々があって、これはそれぞれ水の確保というのが非常に難しくなっています。例えば、大きな西表の方にダムを造りたいというのが一つあると思うんですけれども、あそこは世界自然遺産を目指していて、なかなかダムというのは造れないわけですね。そういった関係で、お互いに水のやり取りなどを海底に送水管を設置することによって又は海水を淡水化することによって行っていますので、非常にある意味経営効率が悪くなって水道事業が大変になっていまして、どうやら一般会計の方からもかなり繰入れをしているというふうな話は聞いています。ただ、どうしてもお金が足りなくて水道管の管理が簡単ではなくて、経年劣化が随分起きていて漏水などがあるそうで、時にはそれによって断水も起きているという状況で、非常に島民たちは困っております。そういった点で、政府としても支援をお願いしたいということを承っておりますが、今どのような支援をしていまして、今後どうしたいというふうに思いますか。是非よろしくお願いします。」 「続きまして、与那国の方は久部良漁港という漁港がありまして、そもそもこの与那国の島は日本で一番西にある島で、更にその西側というわけで、ある意味台湾に直接面しています。この辺は日台の漁業のちょうど交錯する地域であって、日台漁業取決め水域をかぶっているわけですね。なかなか操業の秩序というのは、守るためにはある程度の取締りが必要で、実際、今沖縄の本島や石垣の方から取締りの船が出ているというふうに聞いてはいるんですけれども、ちょっと遠いんです。一番ベストな方法は、久部良漁港にある程度この取締りの船が常駐することであるのは間違いないと思うんですけれども、残念ながら、この漁港は船が停泊するには十分な深さがないですとか船が回転するだけの十分な面積がないなどで、ちょっと一工夫必要です。そういった点で、ある意味国境の海の秩序を守るという観点からも、この久部良漁港の整備を進めて取締り船がもっと利用できるようにすべきだと思うんですけれども、この点について政府のお考えをお聞きしたいと思います。」


→議事録全体を見る(国立国会図書館 国会会議録検索システムが別タブで開きます)

戻る