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希望日本賛同議員国会発言データベース

賛同議員の国会での各会議・委員会における発言がご覧いただけます。

(議員の所属政党は、委員会等での発言時のものとしています。

また、名前の前に※印がついている議員は、以前の賛同議員です。)

羽田雄一郎先生のご訃報に接し、衷心より哀悼の意を表します。

発言の詳細を表示します。


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議員名真山勇一(維新の党)

2016/3/22

委員会名参議院 東日本大震災復興及び原子力問題特別委員会


「今日は汚染水のことについてお伺いしたいんですけれども、凍土壁というものを造りまして、そして汚染水の流入を防ごうという計画が進められてきました。大臣も東京電力から当然報告を受けられているというふうに思うんですが、この四つのいわゆる原子炉、これを四角く囲む延べ千五百メートル、そして深さが三十メートル、こうした凍土壁を造って、凍らせて、そして一日四百トンと言われる地下水を何とか防いで、汚染水が増えるのを防ごうということで、最近この凍土壁の工事が終わったというふうに伝えられてきているんですけれども、まだ、じゃ、実際にその土壌を凍らせるという、要するに機械にスイッチを入れて凍らせるというふうな作業に入っていないようなんですが、これは一体いつ始められるのかどうか。それと、大臣自身は、この凍土壁の工事というのは世界で初めてというふうに言われているんですけれども、これ現地、御覧になったことがあるのかどうか。それから、当然これ国費も投入されていますね。この投入された国費、これは今までどのぐらいになっているのか、この三つの点についてまずお伺いしたいと思います。」 「凍土壁、完成はしていると、あとは原子力委員会の認可が出れば始めるということだったんですけれども、ここで田中委員長にお伺いしたいんですけれども、いつからこれは稼働することになるんでしょうか。何か聞くところによりますと、委員長はちょっと本当にこの凍土壁が実際に有効に働くのかどうかというようなことに対しての懸念も多少持っておられるように伺っているんですけれども、その辺も含めて、この凍土壁、実際に運用を始めたら効果があるのかどうかを含めて、お答えいただきたいと思います。」 「もう一回確認をさせていただきたいんですが、手続はあると思うんですが、もう申請も出されているということになると、田中委員長としては大体どの辺りでこの許可を与えられるかどうか、その辺の結論が出るのかどうか、それをもう一回お聞かせください。」 「御存じのように地下水は流れ込んでいるし、地下水というのは、地質学者などの説によりますと、一か所を何か止めたり一か所流れを変えたりするとどういうふうになるか分からない、そういう非常に不確定な要素もあるということで、地下水をコントロールするのは大変難しいということもありますけれども、今のままですと、やはり汚染水の貯蔵タンク、第一原発の構内にたくさんタンクができていますね。もう千基以上というふうに言われていますけれども、このままでいくと、やはりまだ、もし凍土壁うまく働かないと汚染水が増えてしまうということもありますし、それから、今までのこの汚染水もいつまでもタンクにためておくことができるのかどうかという問題もありますけれども、こうしたたまってしまっている汚染水、これについては今後どういう措置をとるつもりなのか、伺いたいと思います。」 「高木大臣にお伺いしたいんですけれども、凍土壁は一応工事が終わったと、しかしまだいろいろな点で正式に運用は始まっていない。この汚染水の問題というのは非常に難しいと思うんですね。汚染した水をどう処理するかということはいろいろなことがあって、外洋に場合によっては流すというようなことも今出始めてきているということなんですけれども、高木大臣御自身は、この汚染水、地下水を含めた汚染水、これについて管理ができているというふうな認識をお持ちかどうか、これをお伺いいたしたいと思います。」


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