希望日本賛同議員国会発言データベース
賛同議員の国会での各会議・委員会における発言がご覧いただけます。
(議員の所属政党は、委員会等での発言時のものとしています。
また、名前の前に※印がついている議員は、以前の賛同議員です。)
羽田雄一郎先生のご訃報に接し、衷心より哀悼の意を表します。
発言の詳細を表示します。
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議員名井坂信彦(維新の党)
2016/3/23
委員会名衆議院 消費者問題に関する特別委員会
「昔の僕らがやっていた、百円玉、五十円玉を握り締めて、一個、回して、出た、出なかったの世界じゃないんですよ。何万円、何十万も課金して、なお欲しいものが出るか出ないか、出るまで何十万も課金する人がたくさんいる、こういう世界になっております。参考人にお伺いいたしますが、これは売り方もうまいんですね。期間限定で、今だったらこのやりが出る確率がふだんの十倍あります、一万分の一が千分の一になりますというようなあおり方であったりするんですが、実際に出現確率がそれほど高まっているのかどうかも、やっている側はわかりません。大体、もとが一万分の一かどうかも表示をされていないんですね。だから、もとがどうかもわからない、キャンペーン期間中が実際どれほど確率が高まっているかもわからない、そういう中でみんながどんどんどんどん課金をしているんですが、こういう状態で出現確率が高まっていなければ、これは不当表示、優良誤認ということが疑われると思います。ただ、それはどうやって調査、判断することになるんでしょうか。お伺いします。」 「大臣にお伺いしますが、こういういわゆるレア商品、珍しい、大当たり商品、この出現する確率は極めて低く、しかも、その確率が表示されないままに行われるガチャというのは、これは、おとり広告に関する表示というルールの中にある、取引の申し出に係る商品、サービスの供給量が著しく限定されているにもかかわらず、その限定の内容が明瞭に記載されていない場合という違反に当たるのではないでしょうか。お伺いします。」 「御存じかどうかわからないですけれども、ゲームそのものは大体無料なんですよ。無料でゲームができて、もちろん、ガチャガチャさえ回さなければ、要は、弱い仲間と弱い武器だけで敵を倒し続けていくという方もいっぱいいらっしゃるんです。ただ、やはり、いろいろな方法であおられて、やっぱりこの武器が欲しい、こいつを倒すにはこの武器が欲しいとか、こんな強い仲間がいるんだったら仲間に入れたい、そういう形で百円、二百円とつぎ込み始めるという仕組みになっているんですが、この個別のガチャガチャは取引に当たらないんですか。」 「ですから、これがまれな確率とはいえ当たりますよといいながら、その確率が本当に極めてまれ、一万分の一とかで、しかもそれが表示すらされていない、要は、もうほとんど手に入る確率がないものを何か手に入るんじゃないかという期待をさせて、お金をつぎ込ませているという構造ですから、私は、単にガチャガチャをさせてもらえば契約どおり業者はサービスを提供しているとみなすのは、消費者庁としてはちょっと感度が鈍過ぎるのではないかというふうに思いますが、いかがですか。」 「ところが、このガチャの場合は、当たる確率がそもそも表示すらされていない、しかも、みんなが思っているより異様に低い、こういう状態なんです。にもかかわらず、当せん確率十倍アップキャンペーンとかいうと、何か、何千円かつぎ込めば当たるんじゃないかみたいな感じがあって、つぎ込んでしまう、こういう構造になっているんです。宝くじとはちょっと違うと思いますが、いかがですか。」 「現状、業界団体の自主規制だけで、全ての会社あるいは全てのゲームで未成年者が課金をし過ぎないような、要は、何万、何十万と使わずに済むような規制はされているんでしょうか。これは通告どおりです。」