希望日本賛同議員国会発言データベース
賛同議員の国会での各会議・委員会における発言がご覧いただけます。
(議員の所属政党は、委員会等での発言時のものとしています。
また、名前の前に※印がついている議員は、以前の賛同議員です。)
羽田雄一郎先生のご訃報に接し、衷心より哀悼の意を表します。
発言の詳細を表示します。
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議員名渡邉美樹(自由民主党)
2016/4/6
委員会名参議院 国の統治機構に関する調査会
「私は、選択肢は二つしかないと考えております。一つは、先ほど申しましたように、参議院を廃止し一院制に移行するというものです。しかし、一院制への移行は大幅な憲法改正が必要であり、憲法改正には参議院の三分の二以上の賛成となります。それは参議院議員が自らを否定することであり、現実的には難しいと思われます。もう一つの選択肢は、衆議院のような与野党対決色を薄めて、参議院の役割を政策の有効性評価、行政監視、決算といった機能に特化するというものです。こちらが現実的かつ望ましい姿だと私は考えております。」 「今本当に必要なことは、過去の延長線上に解を見付けることではなく、現状肯定ではなく現状否定から入らなければ政府目標を達成することはできないということです。行政の現状否定から議論ができるのは官僚ではなく政治家だと思います。今こそ、参議院における政策評価、行政監視機能が強く発揮されなければならないと私は強い問題意識を持っております。」 「国の決算のシステムは諸外国に大きく差を開けられてしまっております。決算がスピーディーに行われていないということは、結果として多くの政治行政に、税金を使わせてもらっている、一円も無駄にしないという感覚の欠如をもたらし、予算は水膨れ化し、財政再建が遅々として進まない大きな原因になると私は考えます。」 「参議院には解散はなく六年の任期を全うできるからこそ、本来であれば、決算システムの改善のような期間の長いテーマもじっくり取り組むことができるはずです。一票の較差ばかり話題になりますが、国民の最大多数の幸せのために参議院の役割はどうあるべきか根本から議論すべき時期であると私は考えています。参議院の役割が明確になれば、選挙制度もそれに合わせて変更があってしかるべきです。同時に、憲法四十三条等の改正の要否についても議論されるべきだと思います。」