希望日本賛同議員国会発言データベース
賛同議員の国会での各会議・委員会における発言がご覧いただけます。
(議員の所属政党は、委員会等での発言時のものとしています。
また、名前の前に※印がついている議員は、以前の賛同議員です。)
羽田雄一郎先生のご訃報に接し、衷心より哀悼の意を表します。
発言の詳細を表示します。
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議員名中村裕之(自由民主党)
2016/4/7
委員会名衆議院 原子力問題調査特別委員会
「そこで、幾つか確認をさせていただきますけれども、例えば、高浜の三、四号機の審査において、空冷式非常用発電装置が基準地震動に対して耐震性を有していることを規制委員会は確認をされましたでしょうか、また、使用済み燃料ピットの安全性や耐震性についてどのような審査結果だったのか、その点についてお伺いいたします。」 「そこで次に、規制委員会では、現在、高浜一、二号機についても適合性審査を進めていると承知をしておりますけれども、その一、二号機の立地からすると、同様に住民訴訟が予想されると私は思います。このたびの仮処分命令は、こうしたことから審査スケジュールに影響を与えることにならないのかというふうに考えますが、所見を伺います。」 「規制委員会が行っている適合審査は、その一件一件が膨大な事務量になるというふうに思いますけれども、現在どのぐらいの審査案件を抱えているのか、確認をさせてください。」 「専門家の確保がなければ審査の体制の充実というのはできないわけでありますけれども、定年制を延長するですとか、処遇を改善して民間からも人材を集めるですとか、また、各省からやはり協力をいただいて専門家をこの審査に当たるチームの方に確保をするとか、そういった、とにかくできることは何でもやって、早急に人員を増強していく必要があるというふうに考えます。使用済み核燃料が入って、耐震性等が本当に大地震のときに大丈夫なのかわからないようなプラントが全国にいつまでも残っているような状況は、やはり許されないと私は思うんですね。そうしたことから、そうした体制の充実を図る必要があると思いますけれども、委員長としてどのように取り組まれる考えか、お伺いいたします。」 「最後に、田中委員長に、冒頭私が申し上げた声明というか緊急提言のときのことを思い出していただきたいんですけれども、このとき、十六人の原子力の専門家の皆さんが共同で、田中委員長も含んで声明を出されているんですね。溶融炉心が圧力容器や格納容器を破壊し、広範で深刻な放射能汚染が広がる可能性を否定できないとこの中でおっしゃっているわけです。これは二〇一一年四月に出された声明でありますのでちょうど五年前のことでありますけれども、現実に東京電力が炉心溶融、メルトダウンを認めたのはその年の五月十五日のことでしたので、それより一カ月以上前にこの声明が出されているんですけれども、田中委員長はこの声明を出した時点で炉心溶融、メルトダウンを確認していたのではないかと、私はどう見てもそう思えるんですけれども、いかがだったでしょうか、また、当時の政府の対応に対してどのような思いを持っていらっしゃったのか、お伺いしたいと思います。」