希望日本賛同議員国会発言データベース
賛同議員の国会での各会議・委員会における発言がご覧いただけます。
(議員の所属政党は、委員会等での発言時のものとしています。
また、名前の前に※印がついている議員は、以前の賛同議員です。)
羽田雄一郎先生のご訃報に接し、衷心より哀悼の意を表します。
発言の詳細を表示します。
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議員名玉木雄一郎(民進党)
2016/4/7
委員会名衆議院 環太平洋パートナーシップ協定等に関する特別委員会
「石原大臣に伺います。この五万トンが七万トンになぜなったのか、最終的になぜアメリカからの輸入枠が七万トンなのか、この経緯について甘利前大臣から引き継ぎを受けておられますか。」 「七万トンについての経緯についての引き継ぎはあったかどうか、もう一度お答えください。」 「重要五項目、先ほど申し上げた決議の中にもあります。米、麦、牛肉・豚肉、乳製品、そして砂糖、この五項目について除外または再協議、これが決議の内容であります。日豪EPAを例に出しますと、米は除外です、定義上、除外。しかし、このような形で七万トン入れることは、厳密な意味での定義で除外ではありません。でも、何とか決議は守ったとおっしゃいますが、伺います。重要五項目のタリフラインは、全部数えると五百八十六です。では、五百八十六が全て関税の撤廃や削減から免れたかというと、そうではありませんね、そうではありません。最初はしっかりと五百八十六全部守るという交渉をしましたか。」 「ということは、最初から譲ったということですか。」 「最終的には五百八十六全部守れませんでした、そのとおりです。では、いつの時点で全て守れないと判断して、一部は譲るしかないな、そういう、全部守れないと判断したのはいつなのか、そしてそれはなぜなのか、その経緯についてお話しください。」 「石原大臣に伺います。今私が幾つか例示を挙げた、特に、冒頭申し上げた、タリフライン五八六を、バリ会合のあたりで少し譲らなければいけないなというふうに書くこと、発表すること、表明することは、先ほど何度も出てきた十二カ国の秘密交渉過程の守秘義務違反に、仮にこれが事実としたら反すると思いますか。」 「いやいや、この本がどうかということではなくて、例えば、交渉にかかわった者がニュージーランドの要求が生乳換算九万トンという相手側の要求水準を明かすことは、先ほど出たこのTPP秘密保護に関する書簡で決められた義務に一般論として反するかどうかを聞いています。いかがですか。」 「国家公務員に限定されますか。」 「ニュージーランドから生乳換算九万トンという要求がありました、こういった情報を出すことは一般論としてこの義務に反すると思いますか。」 「なぜこんなことを聞いているかというと、政府に聞いても、こればかりだからですよ。責任あるまともな議論ができないから、西川委員長がずっと苦労されてやってきた経緯が、こうした、世の中にオープンに出版される、間もなく出版される本に書いてあるのであれば、この範囲は守秘義務の範囲から外れているんだろうと思って、今幾つか具体例を挙げて聞いたんです。これはどっちかになりますよ。ここの中に書いてあることが守秘義務違反なのか、それとも政府が過度に規制して情報を出さないのか、どちらかなんですよ。総理、しっかりとした国民に責任を果たす審議をやりたいので、どちらが正しいんですか、ぜひお答えください。」 「今、私は総理の答弁を聞いて驚いたのは、TPPは通常の経済連携協定とは違いますよ。交渉後も、妥結後も、四年間にわたって交渉過程を一切出さないような経済連携交渉は、では、過去どのようなものがありましたか。」