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希望日本賛同議員国会発言データベース

賛同議員の国会での各会議・委員会における発言がご覧いただけます。

(議員の所属政党は、委員会等での発言時のものとしています。

また、名前の前に※印がついている議員は、以前の賛同議員です。)

羽田雄一郎先生のご訃報に接し、衷心より哀悼の意を表します。

発言の詳細を表示します。


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議員名大野元裕(民進党)

2016/4/14

委員会名参議院 内閣委員会


「政府の一元的なサイバー対応についてちょっとお伺いしたいんですが、この法律に基づいてサイバーセキュリティ戦略本部が法制化をされまして、その事務を担う内閣サイバーセキュリティセンター、いわゆるNISCは内閣官房組織令で設置をされることにより推進をされたというふうに理解をしています。そこで、大臣、サイバーセキュリティ戦略本部及びNISCの権限強化の成果についての評価を、簡潔で結構でございますので、教えていただきたいと思います。」 「他方、大臣、現行法の附則第二条におきましては、内閣官房に置かれるNISCの法制化を含む本部に関する事務の処理を適切に内閣官房に行わせるために必要な法制の整備を求めています。内閣官房組織令でNISCが規定されたことは重々承知していますが、条文は法令化ではなくて法制化、法律によってNISCを制定しろと、そういうふうに求めていますけれども、この附則第二条のNISCの法制化はいかに実現されたか、教えてください。」 「そして、それどころか、今回新しく出てきた法律を見ると、NISCの法制化は見送られています。政令だけです。しかしながら、NISCから独法に事務を委託することだけは法令化されているんです。アンバランスだとお思いになりませんか。しかも法律が、明文化して、明文として要求している国会の要求を無視して、そして今回、法律からその附則文は削除されています。こういった形を内閣提出の法律で削除するというのは国会軽視ではないでしょうか。大臣、アンバランスで、国会軽視のこういった法律の書き方というのは、私はとても不適切だと思いますけれども、大臣の御見解を賜りたいと思います。」 「大臣、今回法律出ていますし、私、委託すること自体は我が党としても賛成でありますので、そこについては評価をしますけれども、しかし、ここ、つまりNISCの権限をしっかりとしていただいて、これから万が一の場合に対処するためにも、NISCの法制化については、この法律通ったら、大臣、是非法制化検討していただけないですか。政治家として、是非政治主導でお願いしたいです。」 「防衛省は別途本件について検討しているようですけれども、サイバーセキュリティ戦略本部としては防護対象の重要性の段階に応じた機器等の安全性に関する基準を定めるために何を行ったんでしょうか。」 「したがって、大臣、是非お伺いしたいのは、附帯決議を実施する前提として、こういった技術の確立に向けてどのような行動を政府は取ってきたんでしょうか。」 「更にお伺いをしますが、やはり附帯決議の防護対象の重要性の段階に応じた対応で、これ、たしか内閣委員会で私、前回質問をさせていただいたと思いますが、例えば韓国などではインフォコンというシステムを持っていて、現実の世界で安全保障上の脅威が起きたときにはレッドアラートとかイエローアラートとか、こういった段階を設けて、いわゆる現実の世界に対応したサイバー上の危機対応を行っていますけれども、附帯決議を受けて、政府は段階に応じた対応、これ実施をする方向で検討したんでしょうか。」 「もう一つ附帯決議について、これ総務省所管だと思うので総務省にお伺いしますが、やはり附帯決議では実効性のある帯域制御の在り方を検討するということが求められています。平時における帯域制御の運用基準に関するガイドラインについては既に何度も説明いただいていますので、これは結構です。そうではなくて、前提がサイバーセキュリティーですから、有事の際のISP側での帯域制御についてはどんな検討を行って、どんな措置を施したんでしょうか。」 「大臣、改めてお伺いをさせていただきますけれども、国会が要求をいたしました法律そして附帯決議について、真摯にもう一度御検討いただけるということを明確に御答弁をいただけないでしょうか。」


→議事録全体を見る(国立国会図書館 国会会議録検索システムが別タブで開きます)

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