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希望日本賛同議員国会発言データベース

賛同議員の国会での各会議・委員会における発言がご覧いただけます。

(議員の所属政党は、委員会等での発言時のものとしています。

また、名前の前に※印がついている議員は、以前の賛同議員です。)

羽田雄一郎先生のご訃報に接し、衷心より哀悼の意を表します。

発言の詳細を表示します。


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議員名山田賢司(自由民主党)

2021年3月5日

委員会名衆議院 財務金融委員会


「本日は、質問の機会をいただきまして、ありがとうございます。本日は、黒田総裁にもお越しをいただきまして、日本銀行の通貨及び金融の調節に関する報告書の御説明をいただきました。これらを踏まえまして、金融一般について御質問させていただきたいと思います。まず、物価について。これは、ほかの各委員からも様々な御質問があろうかと思いますが、世の中の疑問は、なぜ物価は上がらないのかということでございます。当然、足下は、今日の御報告にもありましたように、感染症、あるいは原油価格の下落の影響などからといったこともございます。ただ、感染症が始まる前から物価は上がっていなかった。さらに、原油価格の影響というふうに言うんですけれども、消費者物価指数を見ても、総合はもちろんなんですが、除く生鮮食品、エネルギーなどを除いても、やはり物価は上がってこなかったということでございます。景気はコロナの影響で大変厳しい状況にはあるんですけれども、株価は上昇をしております。実は、世の中、金余りの状況が発生しているのではないかというふうにも考えます。他方、そういった中でも物価が上昇しないのは、これはなぜなんだろうというふうに考えます。日銀におかれましては、質的・量的緩和ということで二%の物価上昇を目標とされてこられましたが、いまだに実現には至っておりません。これは何を間違えたのか。そもそも、金融政策ではこういった物価目標というのは実現できないのではないかという疑問がございます。もちろん、物価が高騰しているときに、高騰を抑えるという効果はあるんでしょうけれども、需要がなく低迷している、こういった状況の中でお金を幾ら出しても物価は上がらないのではないか。例えて言うならば、車が走っていないのにガソリンだけをたくさん供給しても、車はスピードもアップしない、こういったふうにも思うんですが、ここら辺について黒田総裁の御所見をお聞かせください。」


→議事録全体を見る(国立国会図書館 国会会議録検索システムが別タブで開きます)

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