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希望日本賛同議員国会発言データベース

賛同議員の国会での各会議・委員会における発言がご覧いただけます。

(議員の所属政党は、委員会等での発言時のものとしています。

また、名前の前に※印がついている議員は、以前の賛同議員です。)

羽田雄一郎先生のご訃報に接し、衷心より哀悼の意を表します。

発言の詳細を表示します。


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議員名石田まさひろ(自由民主党)

2016/5/11

委員会名参議院 沖縄及び北方問題に関する特別委員会


「まず冒頭、ホットな話題から。五月六日に安倍総理とプーチン大統領が非公式会談を行いまして、北方領土の問題につきましては新しいアプローチで臨むといった趣旨のことがまとまりましたけれども、まず、この新しいアプローチというのがちょっと分かりにくいんですけれども、これにつきまして、どのようなものか、もう少し分かりやすく教えていただきたいと思います。」 「双方に受入れ可能な解決策というのがベースになるということは分かりました。前向きな方向に是非進めていっていただきたいと思うんですけれども、その一方で、これは新聞記事に載っていたと思うんですけれども、ロシアの極東地域の振興策として、国民に無償で土地を分与する法案にプーチン大統領がつい最近署名をしたという記事があります。極東地域には北方領土も入ると言われておりまして、そこの住民に無償で土地を分与して、いずれある程度時間がたつと自分のものになるといったような趣旨のものだと思うんですけれども、そうすると、逆に北方領土にロシアの人の定住が進むんじゃないかというふうに考えられます。それは、ある意味で、今の領土交渉からすると逆方向の法案に対する署名のように思えるんですけれども、こういったことがまずあった上で、それも理解した上で、この度の新しいアプローチというのが、また外相会談が進められているというふうに認識してよろしいんでしょうか。」 「例えば、訪問というのが、視察をただするだけじゃなくて、もっと対話の方にプログラムが変わっていて、クラシックバレエですとか能をお互いに見たりですとかそういった文化的な交流も増えていますし、スピーチコンテストの優勝者の学生、高校生ですかをもっと島の方に行ってもらうとか、そういった若干の広がりなり交流の深さというのが広まってそういった事業に変わってきたということは当事者も言っておりますし、それはいいことだと思います。こういった点も踏まえまして、今、私四つほど提案しましたし、当事者の話もしましたけれども、あとは政府ですね、政府も是非積極的にその視点で取り組んでいただきたいと思いますけれども、こういった交流事業の見直しに関連しまして政府のお考えをお伺いしたいと思います。」 「やっぱり北方領土に関連することをもっともっと国民全体が理解するための活動が必要で、さっきも四番目で言いましたけど、例えば今SNSだとか随分みんなやっていますから、そこで例えば発信力の強い人とかブロガーとかいますよね、そういった方々に、むしろこっちがピックアップして、是非北方領土に行ってくれといった形の交流をして、むしろ国内での情報共有や発信を強めていくこと、また海外に向けても強めていくことをしていただきたいですし、大臣がやったような事業に関しても是非広めてほしいと思いますけれども、こういったことにつきまして、島尻大臣、是非一言所見をお願いしたいと思います。」 「納沙布岬も行ってきて、貝殻島の灯台ですか、見てきましたが、ある意味、何というか、腹立たしさを感じました。あそこは本来自分たちの土地なのに、自分たちの豊かな場所なのに行けないということの腹立たしさと同時に、実際、その中間地点ではロシアの警備艇がいて、もういつ狙われるか分からないというある意味恐怖感みたいなのもあって、そういった思いを三百六十五日、日々感じながら暮らしているあの地域の方々というのは、その思いをやっぱり我々も理解する必要があるなというふうに思いました。それだけに、私たちが思っている以上に北方領土の問題を解決するというのはより切実な思いだというふうに私は感じてまいりましたが、是非両大臣にお伺いしたいんですけど、こういった根室の皆様方に対する思いというのをお聞かせいただけないでしょうか。よろしくお願いします。」


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