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希望日本賛同議員国会発言データベース

賛同議員の国会での各会議・委員会における発言がご覧いただけます。

(議員の所属政党は、委員会等での発言時のものとしています。

また、名前の前に※印がついている議員は、以前の賛同議員です。)

羽田雄一郎先生のご訃報に接し、衷心より哀悼の意を表します。

発言の詳細を表示します。


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議員名真山勇一(民進党)

2016/5/19

委員会名参議院 法務委員会


「その中で、私は特に、今回、通信傍受をやるために特定電子計算機というのをつくられるという話を出ております。この特定電子計算機というのは私はどうもよく分からないんですけれども、まずこの特定電子計算機についてお伺いしたいんですが、その傍受の対象、対象というのはどんなものが含まれるんでしょうか、もう一回確認させていただきたいんです。一つはいわゆる電話の通話系、言葉、それからもう一つは文字、テキスト系、メールなどというふうにありますけれども、こういうもの全て、今いろんな通信媒体ありますが、この全てが傍受の対象になるわけですね。」 「このインターネットの、例えばスカイプとかIP電話、あるいはテキスト系のアプリなどを運営している会社は、海外企業、外国の企業が多いと言われているんですが、外国の企業でもこの通信傍受、つまり盗聴というのは問題なくできるのでしょうか、それとも何か障害というのはあるんでしょうか。」 「私がちょっと知りたいのは、例えば今申し上げたように、外国の通信会社、本社が外国にあって、日本は例えば営業所とか出張所とかそういう程度だと、もし通信傍受やらせてくださいと言っても、済みません、こちら現地ではそういうことを受けていいかどうかが判断できないので本社へ問い合わせます、ニューヨークの本社へ問い合わせます、ロサンゼルスの本社へ問い合わせますといったときに、向こうが拒否した場合もあると思うんですが、そういうようなケースというのはどういうことになるんでしょうか。」 「何で減っているのかというのを、今度は資料二を見ていただきたい。資料二、ちょっと複雑なグラフで、これを簡単に説明するのは非常に難しいんですが、真ん中のところを見ていただきたいんです。これは普通の電話、全部を入れていますね、使っている時間です。赤が携帯、緑が固定、茶色がネット通話、それから青の段だらがソーシャルメディア、これがLINEとかそういうものだと思いますね。それから、紫色がメールということになっていて、ここで見てお分かりのように、やはり増えているのがネット通話、それからソーシャルメディア、こうしたものが伸びているんです。ですから、固定と携帯電話が減っている分、どちらに移行しているかというと、これでお分かりのように、ネット通話あるいはソーシャルメディアというところに移ってきていますね。そうすると、例えば、今、私ここは外国企業が多い分野だというふうに申し上げました。そうすると、ここはできない可能性があるということですね。」 「やっぱり、機械というのは人為的なものが大変問題じゃないかということで、資料三と四を見ていただきたいんですが、いろんなミスがあったときの、例えば、一つは原因で、漏えいの原因というのがありますけれども、この漏えいの原因というのを見ていると、一番多いのがやっぱり管理ミス、それから次が青色のところで誤操作、それから緑色の三番目のところが紛失とか物忘れ。特定電子計算機はパーフェクトでもやはりこういうミスがある。そして、資料四を見ていただきたいんですが、やっぱり最後は人間の問題というんですね。この辺り、この機械を、特定電子計算機を扱うならば、やはりその扱う人というのは非常に能力的なものも、それから知識も求められると思うんですが、この辺りはどういうふうにお考えになっていらっしゃるんでしょうか。」 「やはり私は、この立法府に身を置く者として、やはり法律というのは国民を守る、国民のための法律というのを作らなければならないというふうに思っています。作った以上は、それが運用を見守っていくという責任を果たしていかなければならないと思っているので、最後に法務大臣にお伺いしたいんですが、まだある懸念とか心配、こうしたものに対して速やかな例えば見直しなど、先ほども答弁したとは思いますけれども、その覚悟をもう一度お聞かせいただいて、私の質問を終わります。よろしくお願いします。」


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