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希望日本賛同議員国会発言データベース

賛同議員の国会での各会議・委員会における発言がご覧いただけます。

(議員の所属政党は、委員会等での発言時のものとしています。

また、名前の前に※印がついている議員は、以前の賛同議員です。)

羽田雄一郎先生のご訃報に接し、衷心より哀悼の意を表します。

発言の詳細を表示します。


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議員名柿沢未途(民主党)

2016/5/26

委員会名衆議院 原子力問題調査特別委員会


「まず、この「もんじゅ」の新たな運営主体についての文部科学省の検討会、また文部科学省の議論の状況はいかになっているのかということをお伺いしたいと思います。」 「その取りまとめ案の中身なんですけれども、新たな運営主体を、原子力研究開発機構にかわるものを示せということを言われているわけです。それは、今回の報告書の案、取りまとめの案には含まれるんですか、含まれないんですか。もう一回お伺いします。」 「ちょっとしつこい、食い下がるようですけれども、新たな運営主体については現時点ではその姿を確定的に示せていないということでいいですね。」 「これについて、田中規制委員長は若干のコメントをもう既にされておられるようですけれども、今、田中規制委員長、規制委員会の勧告を受けてのこの文部科学省の検討会、あるいは文部科学省における新たな運営主体をめぐる議論の状況について、いかが見ておられるか、伺いたいと思います。」 「既に田中委員長が出されたコメントというか、発出された言葉の中には、今の検討状況や報告書の案、取りまとめの案は規制委員会として行った勧告に十分沿っているものとは言えない、こういうふうに評するコメントがあったと思います。そのような認識をお持ちであるかどうか、確認させていただきたいと思います。」 「それに加えて、新たな運営主体が結局見つからないのであれば、「もんじゅ」プロジェクトそのものを見直す必要も出てくるだろうと、これは田中知委員が言われていたと思いますけれども、つまり、任せる先が結局ない、安全性を担保できるようなそうした運営主体がないということであれば、「もんじゅ」プロジェクトそのものの廃止ということ自体についても検討せざるを得ないだろうという、そんな考え方も規制委員会は議論の中で示されていたわけであります。そうしたことも含めて、勧告を出されたときに田中規制委員長並びに規制委員会が抱えていた問題意識というのは、変わっているのか、変わっていないのか、確認させていただきたいと思います。」 「つまりは、田中委員長は、「もんじゅ」や核燃サイクル事業が、今後続けるか続けないかは自分が判断する問題ではないというふうに、いわば少しほかの方の責任に委ねようとしているわけでありますけれども、安全に運転できる能力、資質を有しているかどうか、この田中委員長あるいは規制委員会の御判断が、「もんじゅ」並びに核燃サイクル事業の今後の継続可能性をある意味では握っている、左右する、そういうことになるわけです。そこの部分について、どれだけ厳しい判断を下されるのか、基本的なお立場、考え方をもう一度確認させていただきたいと思います。」


→議事録全体を見る(国立国会図書館 国会会議録検索システムが別タブで開きます)

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