希望日本賛同議員国会発言データベース
賛同議員の国会での各会議・委員会における発言がご覧いただけます。
(議員の所属政党は、委員会等での発言時のものとしています。
また、名前の前に※印がついている議員は、以前の賛同議員です。)
羽田雄一郎先生のご訃報に接し、衷心より哀悼の意を表します。
発言の詳細を表示します。
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議員名大野元裕(民進党)
2016/10/11
委員会名参議院 予算委員会
「これも防衛省からいただいた資料なんですけれども、大臣、この資料を見ていただくと、これ、アメリカの陸軍が携行している個人救急品は一番右になりますかね、一番右、IFAKⅡというのが書いてあります。これが陸軍が携行しているものです。それから、一番右が現在陸上自衛隊が携行しているものです。この差について、まず御覧になって、大臣、どんな御感想を持たれますか。」 「大臣、それは、もしかすると御存じかもしれませんけど、日本でもテロのおそれや、あるいは島嶼部での問題も発生しています。海外に行けば、日本よりもはるかに大きな、はるかに大きな火力を持った武器が使われるということも、これは経験上、米軍やイギリス軍なども報告をしていますけれども、大臣、包帯だけでもこれ規格が違うものにするつもりはございませんか。そして、もう一つ重ねて聞けば、この包帯で手当てできない、今、真ん中の、自衛隊PKO部隊等と書いてありますが、これに換装しているんですね、変えているんですよね。あるいは、海外に派遣する部隊には渡しているんですけど、国内部隊においても、せめて止血帯、つまりこの射出口の部分を覆うことができる、補強することができる止血帯だけでも早めに、早急に配付するということ、これも御提案させていただきたいんですが、大臣、いかがですか。」 「おかしいですよ。俺は止血帯をと言っているんです、あっ、失礼、このガーゼ、ガーゼ状の止血剤、これを実は、失礼しました、包帯に対し、包帯と一緒に補強することでできるという話ですから、包帯のみではないんです。自衛隊は包帯と止血帯の一本だけなんです。これに対して、もう一つガーゼを適用するということが必要ですから、失礼しました、大臣、ガーゼ状の止血剤を補強するべきではないかというふうに御提案をさせていただきたいと思いますが、いかがでしょうか。」 「これ、ちょっとすごく見にくいですけど、実は「軍事研究」という雑誌があって、そこでアメリカの兵士と自衛隊の救命救急に関する教育の比較表が掲載されているんです。これ、米軍はほとんど、たしか五十九だったと思いますが、項目、教育されています。この本の雑誌によると、自衛官の場合二項目しか教育されていないんですよ。これが第一線救命救急の教育の現状だというふうにこの雑誌では言っています。少なくともこの点で自衛隊は大きく遅れているということが読み取れるんです。大臣、教育レベルについて、第一線救命救急について、レベルを向上させるべき、そしてそのための予算を組み込むべきではないでしょうか。いかがですか。」 「いやいやいや、今、項目の多くはとおっしゃいましたが、私、以前、この前に防衛省からレクチャー受けましたけれども、多くはないですよ。多くはないですよ。少なくとも三分の一以下ですよ。それで本当にいいんですか。大臣、御答弁求めます。」 「事前のレクチャーと違うじゃないですか。じゃ、何項目ですか。」