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希望日本賛同議員国会発言データベース

賛同議員の国会での各会議・委員会における発言がご覧いただけます。

(議員の所属政党は、委員会等での発言時のものとしています。

また、名前の前に※印がついている議員は、以前の賛同議員です。)

羽田雄一郎先生のご訃報に接し、衷心より哀悼の意を表します。

発言の詳細を表示します。


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議員名玉木雄一郎(民進党)

2016/10/17

委員会名衆議院 環太平洋パートナーシップ協定等に関する特別委員会


「こうしたEUなどでは禁止をされているのは、例えば肥育ホルモンが投与された肉を食べると、ある研究によれば、それがホルモン性のがん、例えば乳がんとか卵巣がん、あるいは前立腺がん、そういったものに関係しているのじゃないかという一部調査があります。逆に、一九八九年に、EUでこうしたものを使わないということを決めた後、EU各国で例えば乳がんの率が下がっているというような調査もございます。まず、食品安全の観点から伺いたいと思いますが、こうした肥育ホルモン、飼料添加物の人体への影響について、日本政府としてはどのようにお考えですか。」 「今、表示は現在の食品表示法では義務づけられていないということだと思いますが、過剰規制になってはいかぬというお言葉をいただきましたけれども、ただ、国民の健康を守ることは、過剰規制でも何でもなくて、私は、我が国として必要なら、これはしかるべき規制としてやるべきだと思うんですね。EUはそれを選択しているわけであります、WTOの関係で問題はいろいろ生じておりますけれども。国民の健康と命を守っていくということは、経済的な利益、GDPをふやしましょうということも一方で大事ですが、やはりもっと健康や命に対しての配慮は常に忘れてはならないと思っています。そこでお伺いしたいのは、このダブルスタンダード、日本だけこういう状況になっていることについて、これを改めるべきではないかと思うんですが、これはどうでしょうか。農水大臣、いかがですか。」 「人体に影響があるとしたら、それは規制を早急に検討しなければならないと。私はこれは非常に前向きな答弁だと思いますが、松本大臣、現在の日本が課している、輸入で入ってきていますね、これは全部安全ですか。安全を確認されていますか。あるいは、日本の安全基準というのは、世界的に見てもきちんとした基準でチェックがなされていますか。端的にお答えください。」 「国際的な基準に基づいて日本の基準が決められているということでありますけれども、酢酸メレンゲステロールという、これも合成した肥育ホルモンがありますが、この基準は国際基準であるコーデックス基準より甘くありませんか。」 「ということは、最初の答弁では、国際基準を満たしたものでしっかり水際措置をやっている、そういう輸入牛肉、豚肉は入らないという説明だったんですが、今言った酢酸メレンゲステロールに関して言うと、日本の基準が国際基準より甘いということをお認めになったということですね。大丈夫ですか、本当に。」


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