希望日本賛同議員国会発言データベース
賛同議員の国会での各会議・委員会における発言がご覧いただけます。
(議員の所属政党は、委員会等での発言時のものとしています。
また、名前の前に※印がついている議員は、以前の賛同議員です。)
羽田雄一郎先生のご訃報に接し、衷心より哀悼の意を表します。
発言の詳細を表示します。
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議員名井坂信彦(民進党)
2016/10/21
委員会名衆議院 厚生労働委員会
「そこでお伺いいたしますが、政府試算で高齢者の年金カット率が三%となったのは、私が試算して十年で五・二%年金が減るという試算に可処分所得割合二%を上乗せしただけなのかどうか、通告どおりお伺いいたします。」 「いろいろそういう操作をされた理由も含めて答弁をいただいたんですが、ちょっと端的に事実だけ確認をいたしますが、今回の試算は、年金カット法案の新ルールのあるなしだけをいじって比較したのではなくて、可処分所得割合も、もとのときは可処分所得割合があり、新ルールを計算するときは可処分所得割合がなし、そこも使い分けて試算をされた。これは事実だと思いますが、それで間違いないか、お伺いします。」 「年金カット法案が仮に今国会あるいは次の国会ぐらいで通ると、物価が上がっても年金が下がるというこの新ルールによって、仮に高齢世代の年金が三%カットされた場合、これは二〇一四年財政検証ケースE、そちらもそういう前提でこれをされていますので、ケースEでやると、仮に高齢世代が三%カットされた場合、将来世代の年金は七%アップするんでしょうか。」 「改めてお伺いをいたしますが、年金カット法案が通ると、三%高齢者が減ったら将来世代は七%ふえる、政府試算を百歩譲って是とした上でも、あるいはケースEという経済成長を是とした上でも、そういうことには私はならないと思いますけれども、いかがでしょうか。」 「聞いたことにまず、ちょっともう一度お答えをいただきたいのが、政府試算は、これは二〇〇七年からもう既にカットが始まっています、そういう前提で試算をしておられるので、二〇〇七年から二〇四〇年までこういうカットの総額が結構な数たまって、それがケースEで複利で運用されて、人口も将来の方が少し少ないので、残りの七十年間のアップ財源になるんです、こういうことなんですけれども、それはしかし、政府試算は二〇〇七年からすごい長い間カットしてようやくそうなる話。一方で、実際、この年金カット法案でどうなるかというと、最速で二〇二一年からカットが始まったってせいぜいこの程度じゃないですかということなんです。もう一度お答えいただきたいと思います。」 「ですから、何か年金カット法案が通ったら俺ら七%ふえるのかと思っておられる方が物すごく多いので、これはもう全然、年金カット法案が通ったって、三%減って七%ふえるなどということはもちろんないですから。これはそれで間違いないですね。」 「そこは本当に、何か後ろでもうなずいておられますけれども、要は、何か年金カット法案で、将来万が一、三%減ったときは、むしろ将来世代は七%ふえるんだみたいなのは完全な誤解を与えておりますので、そこは誤解のないようにさせていただきたいと思います。」 「三と七がバランスしないというのは、年金カット法案の成立後は、もうこういういわゆる三減って七ふえるようなバランス関係では全くないですよと。そのことはさっきおっしゃったとおりだと思いますよ。」 「最終的には、本当に面積比較で、もう一度このパネルを見ていただきたいんですけれども、要は、年金カット法案が通った後に、仮に三パーいつ減ったって七%ふえるようなことはないというのは、これは本当に事実ですから……(発言する者あり)いやいや、数理計算上やったってそうなんですよ。(発言する者あり)いやいや、それは本当に……(発言する者あり)では、答弁お願いします。」 「これはまた実際、もし法案の審議があれば、このシミュレーションの問題、それから試算の問題、しっかり詰めてやっていきたいというふうに思いますので、引き続きよろしくお願いいたします。」