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希望日本賛同議員国会発言データベース

賛同議員の国会での各会議・委員会における発言がご覧いただけます。

(議員の所属政党は、委員会等での発言時のものとしています。

また、名前の前に※印がついている議員は、以前の賛同議員です。)

羽田雄一郎先生のご訃報に接し、衷心より哀悼の意を表します。

発言の詳細を表示します。


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議員名玉木雄一郎(民進党)

2016/10/31

委員会名衆議院 環太平洋パートナーシップ協定等に関する特別委員会


「私、これは大事な問題だと思うのは、今回のTPPでも、例えば対オーストラリア向けに和牛を輸出しましょうというときに、オーストラリアは関税を撤廃してくれていますね。でも、これは山本大臣、御存じですか。今、オーストラリアは日本から牛肉をどれだけ入れていますかね。(発言する者あり)いや、これは有名な話ですけれども、御存じないですか。」 「大型のサケと深海魚、ゲンゲと言われていますが、この遺伝子を組み合わせて、通常は冬場は成長がとまるんですけれども、年がら年じゅう成長する、そういう遺伝子組み換えをしたサケでありまして、ここに写真がありますが、同じ十八カ月で倍の体重、倍の大きさになるんです。二倍以上に成長するんですが、これはアメリカ国内でも、例えばパブリックコメントをしたら二百万人の人が反対、ウォルマート以外のスーパーマーケット八千店が販売を拒否、非常に問題もあるんですね。TPPが発効すれば、遺伝子の組み換えをした、もう植物だけではありません、こうした魚、あるいは魚を使った製品の輸入を日本は禁止することができなくなるのではないですか。あるいは、少なくとも表示義務を課すことができなくなるのではないかと思われますが、いかがですか。」 「松本大臣、これは規制ができなくなる。例えば、サケそのものもそうですけれども、この前あったように、加工してたんぱく質が分解されてしまって、かまぼこにする、すり身にするという形で輸入されたら、これは規制できませんね。」 「今輸入のことを聞いたので、では最後に、松本大臣、表示義務についてお伺いしたいと思います。予防原則に基づいて、そうした、必ずしも科学的確実性がないけれども、やはり日本国民の健康を考えて予防的に表示義務を課すことは、TPPが入ってもこれはできますか、本当に。お答えください。」


→議事録全体を見る(国立国会図書館 国会会議録検索システムが別タブで開きます)

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