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希望日本賛同議員国会発言データベース

賛同議員の国会での各会議・委員会における発言がご覧いただけます。

(議員の所属政党は、委員会等での発言時のものとしています。

また、名前の前に※印がついている議員は、以前の賛同議員です。)

羽田雄一郎先生のご訃報に接し、衷心より哀悼の意を表します。

発言の詳細を表示します。


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議員名玉木雄一郎(国民民主党)

2021年4月7日

委員会名衆議院 農林水産委員会


「一件も投資もせずに解散したサブファンド、民間主体ですよね、投資事業有限責任組合、これは八つもあるんですね。なぜそういうことが起こるのかということの分析も検証報告の中に出ていて、一部のサブファンドからは、A―FIVEの求めるIRR、内部収益率が高過ぎることにより無理な事業計画を作成せざるを得ないということも、サブファンドからのヒアリングから出てきているわけですね。これが事業計画とその後の実績の乖離を生じさせる要因となったということになっているので。何が言いたいかというと、検証で指摘された根本的な問題が今回も解決されていないのではないのかと。狭い六次産業の事業にだけ投資をするということになっていましたけれども、解散の直近一、二年はかなりA―FIVEも投資対象を広げたんですよ。今回やっているような輸出とか、あるいは製造とか販売とか。そういったところにも広げたにもかかわらず、あえなく解散になっているんですね。今回、広く投資対象を広げようということでやるのはいいですけれども、私はとても反省が生かされているとは思えない。かつ、投資ですから、エクイティーなので、やはりエグジット戦略、出口戦略を明確に描かないと、きちんとした運営というのはできないのではないのか。そこをチェックしないまま、改善しないまま新しい法律を通そうとしていることについては私は非常に強い懸念を持っていることを議事録に残しておきたいと思います。私はA―FIVEで責任を感じているから、あえて申し上げている。だから、そこのところが、せっかく検証報告が出たにもかかわらず改善が十分行われていないというふうに思われますので、その点は更に確認してもらいたいと思います。しかも、検証報告の中には、農林水産省としての監督とかそういったことも不十分ではなかったのか、更に言うと、農業者等に対する宣伝とか広報も農林水産省としては弱かったのではないかということも言われていますので、私は、農水省としてもやるべきことがいっぱいあるなというふうに思いますよ。そこを含めて、大臣、本当にA―FIVEの反省はこの法案に生かされているんでしょうか。」


→議事録全体を見る(国立国会図書館 国会会議録検索システムが別タブで開きます)

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