希望日本研究所とは、「希望あふれる日本」にするためには何をすべきかを常に考え、提言し、実行していく場所です。

希望日本賛同議員国会発言データベース

賛同議員の国会での各会議・委員会における発言がご覧いただけます。

(議員の所属政党は、委員会等での発言時のものとしています。

また、名前の前に※印がついている議員は、以前の賛同議員です。)

羽田雄一郎先生のご訃報に接し、衷心より哀悼の意を表します。

発言の詳細を表示します。


Warning: Undefined array key 12 in /home/kiboucollege/kibounippon.jp/public_html/kri/index.php on line 173

議員名宮下一郎(自由民主党)

2017/1/27

委員会名衆議院 予算委員会


「この第三次補正予算に計上されました国際機関分担金及び拠出金は一千六百八十五億円でありまして、この金額は、平成二十八年度当初予算における当該予算を上回る、ある意味大きな金額となっているわけです。一方で、その経緯を伺いますと、当初予算の策定以降に、PKO分担金を初めとしまして、国際機関などから、さまざまなプロジェクトに対する分担金また拠出金の負担要請があって、その額を積み上げると今回の補正予算で計上した額の倍以上にもなっていた、これを財政的な制約も踏まえて優先的なプロジェクトに絞り込んだという御説明を伺ったところであります。そこで、岸田外務大臣からは、どういうことを重視してこの絞り込みを行ったのか、この補正予算におきます重点政策は何か、どこに重きを置いたのかということについてお教えをいただきたいというのが一点。また、関連して、こうした予算の計上の仕方は、見方によっては、当初予算に多目に計上しておけばいいんじゃないか、ないしは、予備費を多目に置いておいて、追加的なものはそっちで対応すればいいんじゃないかという考え方もないことはないと思いますが、実際は、従来もやはり、本当に要請が来るか来ないかわからない状態で予算に計上するということをせずに、しっかりした積み上げ、精査を行って当初予算を計上し、そして、こうした事態が起これば補正予算で計上しておりますので、私は、今回の補正予算による計上が適正だというふうに考えておりますけれども、この点についても、岸田外務大臣から御見解をお聞かせいただきたいと思います。あわせまして、もう一つ、国際貢献に関してですけれども、私の地元長野県駒ケ根市には、国際協力機構JICAの青年海外協力隊の訓練施設がございます。こうしたことから、市民の皆様が帰国した協力隊の皆さんからお話を聞く機会を持ったり、それを契機にみんなで途上国に学用品を送るなど、さまざまな支援活動も行ってきているところでございます。また、私自身も、海外出張などの際には青年海外協力隊やシニアボランティアの皆様にお会いをして、そのたびに、現地の皆様からはその活動が高く評価されている、こういったお話もお聞きしております。また、カンボジアからスタートした累次のPKO活動による各国の支援も、国際的にも高く評価されていることは言うまでもございません。こうしたことから、経済大国として拠出金などを通じて国際貢献をしっかり行う、その責任を果たすということと同時に、青年海外協力隊、国際緊急援助隊、PKO活動などの人的な支援、言いかえれば、日本の顔の見える支援が大変重要であると感じております。こうした人的貢献の重要性についても、あわせて御見解をいただければと思います。よろしくお願いいたします。」


→議事録全体を見る(国立国会図書館 国会会議録検索システムが別タブで開きます)

戻る