希望日本研究所とは、「希望あふれる日本」にするためには何をすべきかを常に考え、提言し、実行していく場所です。

希望日本賛同議員国会発言データベース

賛同議員の国会での各会議・委員会における発言がご覧いただけます。

(議員の所属政党は、委員会等での発言時のものとしています。

また、名前の前に※印がついている議員は、以前の賛同議員です。)

羽田雄一郎先生のご訃報に接し、衷心より哀悼の意を表します。

発言の詳細を表示します。


Warning: Undefined array key 12 in /home/kiboucollege/kibounippon.jp/public_html/kri/index.php on line 173

議員名東徹(日本維新の会)

2021年3月30日

委員会名参議院 厚生労働委員会


「私の方からも、厚生労働省の職員二十三人が送別会、一部は深夜までマスク外して会話もという報道のことについて触れさせていただきたいと思います。通告はしておりませんでしたが、こういう報道がありましたので。大変残念というか、ショックというか、情けないというか、そういう思いをいたしております。今回の新型コロナウイルスの対応を一番やっているのはやっぱり厚生労働省でありまして、その厚生労働省の職員の方が、本来、多くの方が我慢して要請に従っているにもかかわらず、厚生労働省の職員の方が、しかも老健局の方が深夜まで、しかも大人数の、二十三人という大人数で、そして、私はマスク会食ということを言っておりますけれども、マスクも全くせずに会食をしていたという状況が分かったというふうなことで、これ本当に、今までもいろんな不祥事が厚生労働省でありましたけれども、今回の不祥事が最も、最も残念というか、ショックというか、事が大きいというふうに思います。人の命を守る厚生労働省がそういうことをやっていて人の命を守れるわけがないわけでありまして、これは本当に許されないゆゆしき事態だということで、たったその老健局の問題ではないというふうに私も思っておりますので、厚生労働省、省庁全体の問題としてしっかりと取り組んでいただきたいというふうに思います。条文のミスの謝罪もありましたけれども、田村大臣は安倍内閣時代も厚生労働大臣やっておられました。あのときも条文のミスがありました。二〇一四年三月、労働者派遣法改正案条文ミス発覚です。その後、二〇一五年二月も改正労働安全衛生法で条文ミス発覚です。今回の分で三回目なのかなというふうに思いますし、そしてまた、国会審議では田村大臣が本会議場で読み上げていた文書と議員に配られていた文書が違っていたとか、それからJEEDの不正入札事案、こういうのもありました。二〇一五年六月には年金の情報流出、百二十五万件の個人情報が出たということもありました。二〇一五年の十月には厚生労働省の職員が収賄で有罪となりました。これは何かといいますと、マイナンバー制度をめぐってシステム関連事業に発注したIT関連会社に便宜を図った見返りに現金を受け取って、収賄罪等で厚生労働省職員が有罪となっています。それから、二〇一七年九月、振替加算に関わる支給漏れということで、一定の条件の下で支給される振替加算について約五百九十八億円の支給漏れが発覚した年金の問題です。それから、二〇一八年二月、裁量労働制をめぐるずさんな調査ということで、働き方改革関連法案に含まれていた裁量労働制について労働時間の算出がずさんな調査になっていた。二〇一八年三月、データの入力ミスによる過少支給、これも年金です。それから、二〇一八年三月、これも年金のデータ入力業務委託契約違反。それから、二〇一八年三月、東京労働局長の不適切発言。それから、二〇一九年一月、毎月勤労統計調査の不適切調査。それから、今回COCOAの問題。それとまた条文のミス、誤り。そして、今回の厚生労働省職員の銀座で深夜まで会食をしていた、二十三人でという。非常にこれ多いわけですね。ほかの省庁でここまでひどくはないと思うんです。ここまでひどくはないと思うんです。厚生労働省だけがこんなに不祥事が毎年のように出てくる、これ本当に問題であって、これ、田村大臣はやっぱり二回目ですし、是非これ、厚生労働省の組織をやっぱり改革できるのは田村大臣しかできないというふうに思っているんですね。是非これ、菅総理も厚生労働省の組織の改革ということもたしか触れておられました。これ、田村大臣の私は仕事になるというふうに思います。田村大臣、是非、厚生労働省の組織の改革、こういったことが、不祥事が起こらないような組織に改めていくべきだというふうに思いますが、大臣、一言お答えいただきたいと思います。」


→議事録全体を見る(国立国会図書館 国会会議録検索システムが別タブで開きます)

戻る