希望日本賛同議員国会発言データベース
賛同議員の国会での各会議・委員会における発言がご覧いただけます。
(議員の所属政党は、委員会等での発言時のものとしています。
また、名前の前に※印がついている議員は、以前の賛同議員です。)
羽田雄一郎先生のご訃報に接し、衷心より哀悼の意を表します。
発言の詳細を表示します。
Warning: Undefined array key 12 in /home/kiboucollege/kibounippon.jp/public_html/kri/index.php on line 173
議員名山下貴司(自由民主党)
2017/3/16
委員会名衆議院 憲法審査会
「次に、合区の問題について指摘させていただきます。各国の制度を見れば、選出単位として、我が国でいえば都道府県に当たるような、例えば、五十万以上の人口規模、あるいは一定の立法、行政機能を持つ州や地域圏などの広域自治体から少なくとも一人は議員を出すこととしております。日本のような、広域自治体の合区をとる国は見当たらないわけであります。これは、地方自治の担い手として、国と基礎自治体の間に州などの広域自治体を憲法法体系の中で位置づけ、国政に参画する議員の選出単位としていることというふうに言うことができます。我が国は、日本国憲法制定以来、さらに言えば明治以来、都道府県制を持っておりますし、日本国憲法制定以来は、民主的基盤を有する広域自治体として、都道府県が他の国の州などと同様の機能を果たしておりました。もちろん、道州制が採用されれば、道、州ということになるのかもしれませんが、それは別論ということでございます。今の現行の合区制は、広域自治体である都道府県の中に、参議院議員を選出できないものを生み出す制度であるとも言えます。というのは、理論上は、合区の結果、人口の多い広域自治体のみが代表を選出し続けることが可能であるということであるわけであります。」