希望日本賛同議員国会発言データベース
賛同議員の国会での各会議・委員会における発言がご覧いただけます。
(議員の所属政党は、委員会等での発言時のものとしています。
また、名前の前に※印がついている議員は、以前の賛同議員です。)
羽田雄一郎先生のご訃報に接し、衷心より哀悼の意を表します。
発言の詳細を表示します。
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議員名大野元裕(民進党)
2017/4/14
委員会名参議院 本会議
「さて、ACSA協定は、特定の国の軍と自衛隊との間で物品及び役務の提供の枠組みを事前に一括して定めるもので、それは主としてPKOや災害緊急派遣の際に活用されてきました。民主党政権時代にも日米ACSAは活用され、また日豪ACSAの締結に向けて具体的な準備を進め、その基本的な柱立てを議論してきました。この意味で、民進党は、アメリカ、オーストラリア等、一定の国との間でACSA協定の締結を推進していくこと自体には賛成です。しかしながら、今回の日米ACSAには、我が党が反対してきた安保法制における存立危機事態及び重要影響事態等が明記をされています。これまで民進党は、正式な党の合意の中で、集団的自衛権の行使が違憲であると断言したことは一度たりともありません。その上で、制約のない集団的自衛権の行使を憲法上認めることはできないとの考えの下、憲法の便宜的、恣意的解釈には一貫して反対してまいりました。一昨年の安保法制は、主として自衛隊を遠くに派遣し米軍の下請にするものであり、我が国の安全を直接支えるものではありません。我が国の直接の安全保障に対し貢献しない安保法制において、遠くで他国軍の下請にするための事態を新たに日米ACSAに書き込んで改正を行うこの協定案には賛成することはできません。」