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希望日本賛同議員国会発言データベース

賛同議員の国会での各会議・委員会における発言がご覧いただけます。

(議員の所属政党は、委員会等での発言時のものとしています。

また、名前の前に※印がついている議員は、以前の賛同議員です。)

羽田雄一郎先生のご訃報に接し、衷心より哀悼の意を表します。

発言の詳細を表示します。


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議員名和田政宗(自由民主党)

2021年4月9日

委員会名参議院 東日本大震災復興特別委員会


「やはり現地に足を運んでもらって知れることというものは極めて多いというふうに思いますので、引き続きそのように発信に努めていただければというふうに思います。こうした津波被害の伝承を様々な形で行っていくことがとても重要であるというふうに考えております。例えば、宮城県の多賀城市には末の松山という旧跡があります。八六九年の貞観の大津波の際に津波が末の松山を越えなかったことから、百人一首などの和歌に歌枕として詠まれています。代表的なものが、清原元輔が詠んだ「契りきなかたみに袖を絞りつつ末の松山波こさじとは」ですけれども、この意味は、涙でぬれた袖を絞りながら互いに約束しましたね、波が末の松山を決して越えないように心変わりはしないとという恋愛の歌であるわけでありますが、決してないことの例えとして末の松山が津波を越えることがないということの意味で使われております。ちなみに、東日本大震災でも末の松山を津波が越えることはなく、何人もの方々が末の松山に逃げて助かっています。これは、末の松山の周りの地域はかなりの浸水がありまして大きな被害が出たんですが、この旧跡、またこういった歌を知っていらっしゃる方は、末の松山に逃げれば助かるかもしれないということで逃げて、実際に助かっております。こうしたことからも津波伝承の大切さが分かるというふうに思います。国土地理院にお聞きをしたいというふうに思うんですが、国土地理院では、津波や各種災害の伝承碑である自然災害伝承碑について、その場所や碑文の内容をウエブで公開をしておりますが、その狙いと取組状況についてお答え願います。」


→議事録全体を見る(国立国会図書館 国会会議録検索システムが別タブで開きます)

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