希望日本賛同議員国会発言データベース
賛同議員の国会での各会議・委員会における発言がご覧いただけます。
(議員の所属政党は、委員会等での発言時のものとしています。
また、名前の前に※印がついている議員は、以前の賛同議員です。)
羽田雄一郎先生のご訃報に接し、衷心より哀悼の意を表します。
発言の詳細を表示します。
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議員名真山勇一(民進党)
2017/6/7
委員会名参議院 本会議
「これは憲政史上例を見ない暴挙です。この決定は参議院規則にも違反するものであり、その根拠を申し上げます。参議院規則第四十二条の二には、政府に対する委員の質疑は、国務大臣又は内閣官房副長官、副大臣若しくは大臣政務官に対して行うと書かれています。質問者は、官僚ではなく、大臣、副大臣、政務官に対して質疑をすることが大原則です。また、四十二条の三には、行政に関する細目的又は技術的事項について審査又は調査を行う場合において、必要があると認めたときには、政府参考人の出席を求め、その説明を聴くと明記されているんです。仮に政府参考人の出席を求めるにしても、それが許されるのは細目的又は技術的事項についてのみであり、法案提出の理由や法案の意義などを官僚が答弁するのは明白な越権行為ではないでしょうか。そもそも、憲法第六十三条には、答弁又は説明のため国務大臣の出席が求められたときは、出席しなければならないという義務が明記されています。憲法が採用する議院内閣制の下では、内閣の構成員である国務大臣が提出法案について国会で説明することは当然の職務であり、義務です。また、平成十一年の国会審議活性化法で政府委員制度が廃止されたのは、直接国民に対して責任を負うべき国務大臣と議員との政策的な議論を主とするためであり、国会審議の形骸化を防ぐためなんです。」