メルマガ連動記事「希望日本ニュース 第4回」

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希望日本ニュース 第4回

心せわしい年の暮れですが、いかがお過ごしでしょうか。

さて希望日本ニュースは今号がことしの最後、そこですこし一年を振り返ってみたいと思います。

41個、そして25人目、この数字が日本人の胸を熱くし、心強くもしました。

まずは8月のリオ五輪です。

日本選手が史上最多、41個のメダルを獲得、選手たちの活躍に国民は心を躍らせました。

10月には東京工業大の大隅良典栄誉教授がノーベル生理学・医学賞を受賞。

これでノーベル賞受賞者は25人目となり、日本の技術の優秀性が改めて証明されたこととなります。

日本人の世界での活躍に、快さいを叫んだことでしょう。

しかし4月、10月、11月と大地震が起き、8月は台風、またしても日本列島は災禍に見舞われます。

政治の世界では5月、主要国首脳会議(伊勢志摩サミット)が開かれ、オバマ米大統領が、現職の米大統領として初めて広島を訪問、原爆死没者慰霊碑に献花、「核兵器のない世界」を追求していく必要性を訴えたことが記憶に新しいところです。

そして11月、海の向こうの国で、多くの予想に反し、大統領選をトランプ氏が制する、という大番狂わせがありました。

2017年1月20日の就任式を経て実質的にトランプ氏が第45代米大統領として活動を開始、政治経験のまったくないこの人物の一挙手一投足に、世界の国々は目が離せない状況が当分、続いていくこととなりそうです。

こう振り返るとやはり激動の一年であり、内外のこの変化の激しさは来年も続きそうな予感がします。

 

今回の気になるキーワードは「東京オリンピック・パラリンピック」、「年金改革」

さて、今回は『2016年9月28日から10月28日までの賛同国会議員発言』をベースに、発言内の頻出キーワードや、気になる用語などをお届けします。

この期間中、149人の賛同国会議員のうち、参議院では10人、衆議院では19人が発言しています。

【主なキーワード】

発言内のキーワードを見てみると、

  • 「東京オリンピック・パラリンピック」
  • 「年金改革」

といったものが多く発言中に出ていました。

新たに就任した小池都知事による東京五輪予算などに対しての問題提起(※1)を受けて国会でも審議がされています。

小池知事は施設整備見直しを提案しましたが結果的には当初案のままになった、と最近のメディアでは報じています。

年金支給額の新たな改定ルールを柱とした年金制度改革関連法(※2)が12月14日の参議院本会議で成立しました。

同法案についても賛同議員による国会での審議がなされました。

五輪にしろ、年金にしろ、国民の税金が投入され、関心の高いテーマ。

政治のかじ取りを注視していきたいですね。

 

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※1 問題提起:小池百合子・新東京都知事の意向で都政改革本部調査チームが2020年東京五輪・パラリンピック大会総費用を調査報告。招致段階で7340億円だったものが4倍以上の3兆円超に膨らだと問題提起、施設整備見直しなどを提案。しかし結局、当初案がそのまま通ることとなったと最新報道にある。

※2 年金改革:年金支給額の新たな改定ルールを柱とした年金制度改革関連法が議論の末、12月14日の参議院本会議で可決、成立した。これまで物価上昇時に賃金が下がっても、支給額は据え置かれていたが、改定ルールでは、平成33年度から賃金が下がった場合、これにあわせて支給額を引き下げる。さらに、年金支給額の伸びを物価や賃金の上昇より低く抑える(調整する)、「マクロ経済スライド」を強化している。こうしたことが実質的な年金カットだとの批判もある。