メルマガ連動記事「希望日本ニュース 第7回」

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希望日本ニュース 第7回

3月も終わりに差しかかりました。

桜の開花も近づき、春の陽気が少しずつ感じられるようになりました。

さて、3月といえば悲喜こもごもの別れの季節です。

卒業、転勤、退職、様々なかたちで新しい生活をスタートさせる節目。

日本では3月に卒業、4月に入学・入社という慣例があるので、たとえ自分の環境が変わらなくても、
この季節は「新たなスタート」の季節というイメージがありますね。

別れは寂しいものですが、それを「旅立ち」ととらえて新しい生活の幕開けに期待しましょう。

 

今回の気になるキーワードは「放課後児童クラブ」、「農協改革」、「TPP協定」など

さて、今回は『2016年10月25日から12月1日までの賛同国会議員発言』をベースに、発言内の頻出キーワードや気になる用語などをお届けします。

この期間中、149人の賛同国会議員のうち、参議院では17人、衆議院では23人が発言しています。

発言内のキーワードを見てみると、

  • 「放課後児童クラブ」、「放課後子どもプラン」
  • 「農協改革」
  • 「TPP協定」
  • 「年金制度改革」

といったものが多く発言中に出ていました。

目立ったのは「放課後児童クラブ」、「放課後子どもプラン」といった子育てに関するキーワードです。

これらは、主に日中保護者が家庭にいない小学生児童(=学童)に対し、授業が終わった後、適切な遊びや生活の場を与えて、子供たちの健全な育成を図る保育事業のことです。

政府の少子化対策の一環となる、「子育て支援」事業の一つとなっています。

特に母親は、子どもが保育所を卒園し、小学校入学を機に職場復帰を希望するケースが多く、この保育制度は安心して仕事等を継続する上で不可欠の制度だと考えられています。

地域によっては待機児童が生じるほど需要が高く、待機になったり保育施設がなかったりすることによって保護者の就労に不都合が生じるため、「小1の壁」と呼ばれ社会問題化している現状があります。

国会でも、この問題は緊急に取り組むべき問題だと議論になっているところです。

ちなみに、国は平成30年度末までに約30万人分の追加的な受け皿整備を目指しているようです。

さらに、「農協改革」「TPP協定」等も頻出キーワードとなっています。

「TPP協定」に関する議論は2016年の国会の最優先テーマともいわれており、引き続き、国会内では活発な議論が行われていました。

昨年(2016年)12月に成立したTPP関連法案ですが、その発効を見越して安倍政権は農業の競争力強化を進めています。

11月には、農産物の流通効率化に向け法整備をすることなどを柱とした、農家の所得向上のための農業改革方針を打ち出しました。

今年(2017年)は、それに関連する法案も国会に提出する予定ということもあり、国会内で議論が進められている状況です。

ここでは上げていませんが、「賛同国会議員発言ベース」を見れば、「年金問題」、「介護」、「労働環境」など、わたしたちの生活に身近なことが議論をされていることがわかります。

ぜひご覧ください。


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